アスレティック・ビルバオに所属する元スペイン代表MFアンデル・エレーラ(35)のボカ・ジュニアーズ移籍が目前に迫っているようだ。 ビルバオ生まれのエレーラは、レアル・サラゴサの下部組織育ち。2009年1月にファーストチームに昇格すると、20…

アスレティック・ビルバオに所属する元スペイン代表MFアンデル・エレーラ(35)のボカ・ジュニアーズ移籍が目前に迫っているようだ。

ビルバオ生まれのエレーラは、レアル・サラゴサの下部組織育ち。2009年1月にファーストチームに昇格すると、2011年7月にアスレティックに加入し、当時は在籍3年間で139試合11ゴール20アシストの成績を残した。

その後、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン(PSG)と海外のクラブでプレーするも、2022年8月にレンタル移籍でアスレティックに復帰。2023年1月に完全移籍に切り替わった。

2023-24シーズンはラ・リーガで23試合に出場し3アシストを記録。コパ・デル・レイでも4試合に出場し、決勝は出番がなかったが優勝に貢献。しかし、今シーズンはケガなどもあり、ここまで公式戦14試合の出場にとどまっていた。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ボカ・ジュニアーズはエレーラの獲得に向けて交渉が最終段階に入っているとのこと。交渉は急速に進展しており、選手の渡航、メディカルチェック、諸々の手続きなど、すべての準備が間もなく完了する見込みだという。

延長オプション付きの1年契約にサインする見込みのエレーラが、ユニフォームをコレクションするなどかねてから憧れと語っていたボカ・ジュニアーズで選手キャリア最終章を迎える。