元日本代表キャプテンが、現在のサムライブルーのディフェンスリーダーに板倉滉を推した。経験豊富な27歳のディフェンダーを推薦する理由を語っている。【映像】吉田麻也も推す強烈タックルの瞬間 1月9日に配信された『内田篤人のFOOTBALL T…
元日本代表キャプテンが、現在のサムライブルーのディフェンスリーダーに板倉滉を推した。経験豊富な27歳のディフェンダーを推薦する理由を語っている。
1月9日に配信された『内田篤人のFOOTBALL TIME』は、「新年1発目は麻也と高丘と爆笑トーク!」と題し、元日本代表の吉田(ロサンゼルス・ギャラクシー)とGK高丘陽平(バンクーバー・ホワイトキャップス)がスタジオに登場。番組前半の内田篤人氏と吉田のトーク部分では、3月に次戦を控え大詰めを迎えている森保ジャパンのW杯アジア最終予選に向けて「吉田麻也が選ぶDFリーダー」のテーマで、元日本代表キャプテンである吉田が、現在のサムライブルーについて語った。
吉田が最も注目しているディフェンダーの1人は、ドイツ・ブンデスリーガのボルシアMGでプレーする板倉だ。昨年10月15日に埼玉スタジアム2002で行われたオーストラリア代表戦で、谷口彰悟と共にセンターバックでコンビを組んだ板倉。30分には、強引なドリブルを仕掛けたDFジョーダン・ボスに対して、ボックス内で谷口と挟み込むと最後は先に体を入れてうまく回転を使いながらクリーンにボールを刈り取った。
W杯アジア最終予選全試合でスタメン出場する板倉に対して吉田は「彼が一番稼働しているし、27歳でもう一個行く(ステップアップする)ためにディフェンダーとしての『核』を増さなければいけない」と先輩として指摘。さらに自身も「若い時に楢崎(正剛)さんに言われていた。(田中マルクス)闘莉王や中澤(佑二)を見ろと。見て、早く代表に行って、それを感じて『核とは何か』を早く体感した方がいい」と日本代表の大先輩から金言を授かっていたようだ。
一方で、「当時は『何言ってんだろ』と思っていた」と思わず本音もポロリ。しかし「ディフェンダーってあるじゃん?核で止める。相手が怖くてそこにクサビを打ってこない。その境地に行くためにもう1つ行かないといけない」と経験を積んで身につけたディフェンダーならではの視点を明かした。
(ABEMA de DAZN/内田篤人のFOOTBALL TIME)