いよいよ今年、W杯進出に向けて大詰めを迎えるサッカー日本代表。昨2024年9月から始まったW杯アジア最終予選では5勝1敗でグループC首位に立っているが、ここまでの戦いに元日本代表キャプテンが言及。日本代表のDF谷口彰悟がアジア最終予選のホ…
いよいよ今年、W杯進出に向けて大詰めを迎えるサッカー日本代表。昨2024年9月から始まったW杯アジア最終予選では5勝1敗でグループC首位に立っているが、ここまでの戦いに元日本代表キャプテンが言及。日本代表のDF谷口彰悟がアジア最終予選のホーム・オーストラリア代表戦で痛恨のオウンゴールを喫したシーンに対し、長年にわたり代表の守備を支えてきたDF吉田麻也がセンターバック目線で鋭くコメントしている。
1月9日に配信された『内田篤人のFOOTBALL TIME』は、「新年1発目は麻也と高丘と爆笑トーク!」と題し、元日本代表の吉田(ロサンゼルス・ギャラクシー)とGK高丘陽平(バンクーバー・ホワイトキャップス)がスタジオに登場した。番組前半の内田篤人氏と吉田のトーク部分では、3月に次戦を控え大詰めを迎えている森保ジャパンのW杯アジア最終予選がメインテーマに。日の丸を背負ってアジアを突破し、本大会への切符をつかんだ元日本代表の2人は、ホーム・オーストラリア代表戦でのオウンゴールに焦点を当てた。
吉田の鋭い指摘が飛び出したのは、日本代表が埼玉スタジアム2002にオーストラリア代表を迎えた58分のことだ。ゴールレスの状況で、オーストラリア代表がサイドからのクロスを多用してゴールに迫るなか、右サイドからDFルイス・ミラーがボックス内に鋭いボールを放り込んだ。これに素早く反応した日本代表のDF谷口がクリアを試みたのだが、右足アウトサイドで跳ね返そうとしたキックがミスに。背番号3が後ろに逸らしてしまったボールが、守っているゴールに吸い込まれていったのだ。谷口はピッチに倒れ込み、自身の対応を反省するかのような苦い表情を浮かべていた。
日本代表のアジア最終予選での初失点となったシーンについて、内田氏が「これはどうなの?センターバック(CB)的には左足のインサイドで?」と問いかけると、吉田は「右足のアウトサイドで蹴ろうとしたのかな。左だよね」とキッパリ。ただし、「こうやってぼんぼんとクロスを入れられたほうがオーストラリアはやりにくいよね。ラフなロングボール(への対応)は少し不安定さがあったかな」と、今までの自身の経験を踏まえたうえでのCBの心情も吐露した。
(ABEMA de DAZN/内田篤人のFOOTBALL TIME)