NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25ディビジョン1 第4節(リーグ戦) カンファレンスB2025年1月12日(日)14:05 秩父宮ラグビー場 (東京都)東京サントリーサンゴリアス v…
NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25
ディビジョン1 第4節(リーグ戦) カンファレンスB
2025年1月12日(日)14:05 秩父宮ラグビー場 (東京都)
東京サントリーサンゴリアス vs クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
東京サントリーサンゴリアス(D1 カンファレンスB)
今シーズンここまですべて先発で出場を続けているイザヤ・プニヴァイ選手。「少しずつ疲労も溜まり始める時期なので、コンディションをしっかり保って、チームにできるだけ貢献できる体を維持していきたいです」
3試合を終え、1分2敗。いまだ勝ち星のない東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)は、今季初勝利をかけた第4節、秩父宮ラグビー場でクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下、S東京ベイ)と対峙する。リーグ戦での対戦成績は直近5試合で1勝4敗と苦戦しているだけに、いま一度気を引き締めなければならない。
チームとして結果は出せていないものの、選手個々では支配的な結果をグラウンドで残せている。ここまで全試合センターでスタメン出場。今節も13番で出場するイザヤ・プニヴァイもその一人だ。
今季、相手を押し込んで前進する「ドミナントキャリー率」は、ディビジョン1で堂々のトップとなる69%(※キャリー数20 以上の選手)。チームの推進力となっているのは間違いない。
「チームの結果だけを除いたら、個人的にもいい積み上げができています。いろいろなスタッフにサポートしてもらい、プレシーズンからいい準備ができたからこそ、いいコンディショニングを維持できているのかなと思います」
ボールを持てば支配的な活躍を見せるプニヴァイではあるが、実は意外な課題も抱えていた。チームでもトップクラスに体が硬いというのだ。その弱点克服への取り組みが、より強い体を生むことにつながった。
「日ごろから関節のトレーニング、ストレッチをするように意識しています。コーチやトレーナーもみんな、僕の体の硬さを知っているから、僕のストレッチに付きっきりです(笑)。あとは筋肉の質を高めるためにも食生活を見直しています。その結果として、試合でしっかり走り切れる体に、当たりにも耐えられる体になってきたのかなと思います」
2022年に東京SGに加わり、今年で来日3年目。このプレーを続けていけば日本代表への道(※5年以上国内チームのみで継続的にプレー)もいつか拓けてくる。
「日本代表入りは、長い目で目標にはしています。でも、いまは目の前の試合で100%出せるように意識するだけ。少しずつ疲労も溜まり始める時期なので、コンディションをしっかり保って、チームにできるだけ貢献できる体を維持していきたいです」
立ちはだかるのはリーグ屈指の巨漢フォワード陣をそろえるS東京ベイ。プニヴァイの突破力でオレンジの壁を打破できれば、今季初勝利への道も拓けていくはずだ。
(オグマナオト)