B2東地区に所属する青森ワッツは1月10日、パトリック・アウダと2024ー25シーズンの選手契約が合意に至ったことを発表した…

 B2東地区に所属する青森ワッツは1月10日、パトリック・アウダと2024ー25シーズンの選手契約が合意に至ったことを発表した。

 チェコ共和国出身で現在35歳のアウダは、204センチ110キロの体格を誇るパワーフォワード兼センター。ヨーロッパでプロ生活をスタートさせ、チェコ共和国代表としても長年活躍すると、2020年から3シーズンに渡り横浜ビー・コルセアーズでプレー。昨シーズンは青森ワッツでプレーしていた。

 今シーズンはサンロッカーズ渋谷のスタッフとして開幕を迎えていたが、11月29日付で選手契約を締結。約1カ月間で10試合に出場し1試合平均2.6得点1.5リバウンドをマークしていたが、負傷離脱していたリード・トラビスの復帰に伴い、SR渋谷と契約を解除。12月27日付で自由交渉選手リストに公示されていた。

 アウダは今回の発表に際して、「青森ワッツに戻ってくることができて本当にうれしいですし、興奮しています。チームが1試合でも多く勝てるようにベストを尽くします。 青森ブースターの皆さん、応援よろしくお願いします」とコメントしている。

 また、青森の北谷稔行GMは「青森ワッツを応援してくださる皆様には新規外国籍選手の契約発表を大変長らくお待たせしてしまいました」と今シーズンこれまで外国籍選手の登録が2名のみとなっていたことにも触れ、「彼がいることで今よりも多彩なオフェンスをお見せすることができ、身体を張ってペイントエリアを守ってくれます。これからケリー、マックス、アウダの3選手による面白い組み合わせを皆さんにお見せするのが待ち遠しいです」とアウダ帰還に喜びを見せている。

 なお、アウダはB2第17節となる1月11日の愛媛オレンジバイキング戦よりエントリー可能となる。