◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 初日(9日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)前週の開幕戦をPGAツアー記録となる通算35アンダーで制覇。自身初の2週連続優勝もかかる松山英樹は4バーディ、1ボギーの「67」で回り…
◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 初日(9日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)
前週の開幕戦をPGAツアー記録となる通算35アンダーで制覇。自身初の2週連続優勝もかかる松山英樹は4バーディ、1ボギーの「67」で回り、3アンダー暫定26位で初日を終えた。6アンダーで6人が並ぶ首位に3打差の滑り出しに「良かった」と話した。
前半は5番でバーディ先行させたが、6番でボギーを喫し、7番(パー3)、8番と立て続けにチャンスを逃した。わずかに外れるパッティングにため息が出る。9番(パー5)の1打目では、ショット後に手を放した1Wが近くのギャラリー方向に飛んで行くハプニングもあったが、その後はしっかりチャンクメーク。左ラフからの2打目を木と木の間を通してグリーン手前まで運び、アプローチをピンそばにつけてバーディを奪取した。
距離の短い10番(341yd)も6m弱のバーディパットを外すなど、グリーン上でなかなか流れを作れずパーを並べる展開。14番は約5mのチャンスを外した。パターは、前週と同じくスコッティキャメロン製のセンターシャフトモデルを使用。前週は好調なパットもかみ合ってバーディ量産につなげただけに、「入ってくれたら」とこぼす。2日目以降もスコアメークのポイントとなりそうだ。
「早く寝たい」と言いつつ、疲労の様子は見せずに打撃練習場へ直行。黒宮幹仁コーチと話し合いながらショットの感触を確かめ、2日目に向けての準備を進めた。あすは午前7時50分(日本時間11日午前2時50分)に10番からティオフする。「午前がどういう風になるか分からないけど、しっかりと対応できるようにしたい」。優勝した22年大会の初日は、首位に5打差の滑り出しだった。(ハワイ州ホノルル/石井操)