1月10日(現地時間1月9日)、NBAの2024-25シーズン公式戦が各地で開催され、河村勇輝の所属するウエスタン3位のメン…

 1月10日(現地時間1月9日)、NBAの2024-25シーズン公式戦が各地で開催され、河村勇輝の所属するウエスタン3位のメンフィス・グリズリーズはホームで同2位のヒューストン・ロケッツを迎え撃った。

 河村がベンチから出場の機会を待つなか、グリズリーズはエースのジャ・モラントが肩のケガから5試合ぶりに復帰し、万全の態勢で上位のロケッツ撃破に挑んだ。

 序盤はロケッツのインサイドプレーを止められず、前半最大17得点の点差をつけられたが、グリズリーズも徐々に反撃を見せ前半を63-68の5点差で折り返すと、後半開始3分にはデズモンド・ベインの3ポイントシュートで逆転に成功した。

 しかし、その後アルピレン・シェングンを中心としたロケッツのオフェンスに跳ね返され、再びリードを許す展開に。終盤3点差を追うグリズリーズは、試合時間残り3.8秒でベインが同点となる3ポイントを沈めたかに思われたが、グリズリーズのテイラー・ジェンキンスヘッドコーチが先にタイムアウトを要請しており、シュートは無効となった。

 最終的に115-119で敗戦を喫したグリズリーズは、モラントが27得点、ジャレン・ジャクソンJrが21得点8リバウンド6ブロック、ベインが16得点を挙げたが、河村に出番が回ってくることはなかった。

 一方、勝利したロケッツは、シェングンが32得点14リバウンドと躍動。ジェイレン・グリーンが27得点、フレッド・バンブリードが22得点を挙げ、アウェーでの大一番の勝利に貢献した。

 この敗戦で24勝14敗となったグリズリーズは次戦、アウェーでミネソタ・ティンバーウルブズと対戦。25勝12敗で3位のグリズリーズに1.5ゲーム差をつけたロケッツはアウェーでアトランタ・ホークスと対決する。

■試合結果

ロケッツ 119-115 グリズリーズ

HOU|45|23|33|18|=119

MEM|36|27|29|23|=115