◆米男子プロゴルフツアー ソニー・オープン 第1日(9日、米ハワイ州・ワイアラエCC=7044ヤード、パー70) 前週のザ・セントリーでツアー11勝目を挙げた松山英樹(LEXUS)は4バーディー、1ボギーの67で回り、で暫定24位としている…

◆米男子プロゴルフツアー ソニー・オープン 第1日(9日、米ハワイ州・ワイアラエCC=7044ヤード、パー70)

 前週のザ・セントリーでツアー11勝目を挙げた松山英樹(LEXUS)は4バーディー、1ボギーの67で回り、で暫定24位としている。ホールアウト後、中継局のインタビューに応じ「何も変わらず」と淡々と振り返った。

 風の強い午後スタートのこの日。1番でナイスパーからのスタートとなった。グリーン手前からの3打目がピン上2・5メートルに。いきなりピンチを迎えたが、見事に沈めた。5番で1・5メートルを沈めて、最初のバーディーを奪った。6番はティーショットを右林に打ち込み、2打目が出すだけに。3オン2パットで落とした。9番パー5はティーショットを打ち終えたクラブが、勢い余ってギャラリーに飛ぶハプニングも。木の間を狙った第2打は、狭い隙間を通し、グリーン手前まで運んだ。だが、狙い所とは違ったのか、思わず口元押さえ笑みをこぼした。3打目をピン手前2メートルに寄せてバーディー。1アンダーで折り返した。

 後半は硬くなったグリーンも影響し、チャンスが少なく。バーディーパットも決めきれず、「悪くはないが、ラインも読めなかったり。先週とは状態が違った」とやや苦戦。耐える展開が続いたが、16番で伸ばし、18番パー5も3メートルを沈めてバーディーで締めくくった。

 2022年以来、大会2勝目を目指す。優勝すれば、03年のアーニー・エルス(南アフリカ)と17年のジャスティン・トーマス(米国)に続く、史上3人目となる同一年のハワイ2連勝。ツアー公式サイトが発表した同大会の優勝予想(パワーランキング)では同道に1位に推され、優勝候補筆頭で大会に臨んだ。首位とは3打差。自身初の2週連続Vへ「上が思ったより伸びなかった。3打差で終わって良かった。(10日は)午前中で風がどうなるかわからないが、対応できるようにしたい」と残り3日を見据えた。