2軍タイトルホルダーのうち、3人が戦力外→2人移籍、1人育成再契約 楽天は8日に国内FA権を行使して移籍した茂木栄五郎内野手の人的補償で小森航大郎内野手を獲得した。プロ入り3年目の昨季は2軍で110試合に出場し、24盗塁で盗塁王を…

2軍タイトルホルダーのうち、3人が戦力外→2人移籍、1人育成再契約

 楽天は8日に国内FA権を行使して移籍した茂木栄五郎内野手の人的補償で小森航大郎内野手を獲得した。プロ入り3年目の昨季は2軍で110試合に出場し、24盗塁で盗塁王を獲得。ここでは昨季の2軍タイトル獲得者の現在地を見てみる。

 2軍で好成績を残しても、岐路に立たされた選手は多い。防御率1.60でウエスタン・リーグで最優秀防御率に輝いた三浦瑞樹投手は支配下登録され、5試合で防御率0.00をマークしたがオフに戦力外に。育成再契約の打診をけって中日入りした。

 他にも.392でウエスタン・リーグの最高出塁率に輝いた阪神・遠藤成内野手もオフに戦力外に。オリックスと育成契約を結んだ。セーブ王に輝いたオリックス・横山楓投手も戦力外通告を受け、育成で再契約を果たした。

 また、イースタンリーグの首位打者と最多安打には昨季から2軍に参入したオイシックスの知念大成外野手が打率.323、129安打をマークしたが、ドラフト会議では指名漏れした。2軍のタイトルは、それだけ長くファームで過ごしたということでもある。新天地を見つけた選手は1軍でチャンスを掴むことができるだろうか。(Full-Count編集部)