タイガースとマイナー契約を結んだエンス 2023年まで西武でプレーしたディートリック・エンス投手は12月にタイガースとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待されると発表された。「デトロイトフリープレス」のエバン・ペツォルト記者が8…

タイガースとマイナー契約を結んだエンス

 2023年まで西武でプレーしたディートリック・エンス投手は12月にタイガースとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待されると発表された。「デトロイトフリープレス」のエバン・ペツォルト記者が8日(日本時間9日)に報じたところによると、メジャー昇格と掴めば年俸130万ドル(約2億500万円)の契約を手にすることができるという。

 エンスは2022年から2年間西武でプレー。1年目は23試合で10勝(7敗)、防御率2.94と活躍したが、2年目は12試合で1勝10敗、防御率5.17と苦戦した。

 西武を退団となると、昨季はKBOのLGツインズでプレー。リーグ3位の13勝(6敗)を挙げた一方で、防御率は4.19に終わり、韓国メディア「OSEN」は「打線の援護を受けた影響が大きかった。後半戦はチェンジアップが効果的だったが、再契約をするほどの確信は植え付けられなかった」と指摘した。

 今季で34歳となる左腕は、2021年以来となるメジャー復帰を目指す。「OSEN」は「13勝を挙げても再契約には失敗した。しかしメジャーに昇格すればより多くの金額を稼ぐことができる」と指摘した。昨季は契約金と出来高を含めて100万ドル(約1億5800万円)の契約だった。マイナーからのスタートになるが、アピールを見せて2億円の契約を勝ち取る事はできるだろうか。(Full-Count編集部)