NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25ディビジョン1 第4節(リーグ戦)カンファレンスA2025年1月11日(土)14:30 ニッパツ三ツ沢球技場 (神奈川県)横浜キヤノンイーグルス v…
NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25
ディビジョン1 第4節(リーグ戦)カンファレンスA
2025年1月11日(土)14:30 ニッパツ三ツ沢球技場 (神奈川県)
横浜キヤノンイーグルス vs 静岡ブルーレヴズ
横浜キヤノンイーグルス(D1 カンファレンスA)
杉本達郎選手。静岡ブルーレヴズには「フロントローに強力な選手が多い」が「3番の選手として、スクラムで真っ向勝負をして勝ちたい」
前節の浦安D-Rocks(以下、浦安DR)戦で今季初勝利を挙げた横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)が2連勝を目指す今節。静岡ブルーレヴズ(以下、静岡BR)と対戦する横浜Eにとって、3試合ぶりとなるホストゲームは、1月11日(土)14:30にニッパツ三ツ沢球技場でキックオフの笛が鳴る。
勝利が最大の良薬──。前節、浦安DRから奪い取った今季初勝利を経て、チームの雰囲気はガラリと変わった。全体練習に入る直前、梶村祐介キャプテンが「メンバー、ライザーズ(ノンメンバーの選手たち)全員がハイレベルな準備をしていこう」と声を掛けると、「3、2、1、ゴー、イーグルス!」という声のトーンがいつもと違った。「勝利のあとは流れが良くなるもの。自然とイキイキしています」と杉本達郎。静岡BR戦を控えた練習場のキヤノンスポーツパークは活気に満ちていた。
それでも、妥協を許さない沢木敬介監督は、チームの変化にアンテナを張っている。ラインアウトからのワンプレーでライザーズに主導権を渡すと、全体練習の合間のハドルで警鐘を鳴らした。
「また自分たちから崩れるのか。一つのミスから相手に流れを全部持っていかれている。それはイーグルスのラグビーではない。メンタルで先手を打ち、しっかりマインドセットしないと、誰も助けてはくれない。今日学んだことを実際の試合で生かしていこう」
指揮官からのゲキに対して、杉本は「沢木監督が指摘することを信じてやれば勝利につながる」とうなずいた。
「フロントローに強力な選手が多い」静岡BR戦に向けて、杉本が掲げる試合のポイントはスクラム。「3番の選手として、スクラムで真っ向勝負をして勝ちたい」とは杉本の言葉だ。
静岡BR戦での2連勝は絶対の使命だ。「臨場感がある」“三ツ沢”でのホストゲームに向けて、杉本は力強くこう言った。
「スクラムは誰にも負けない」
自身のプライドを、結果で証明してみせる。
(郡司聡)