NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25ディビジョン1 第4節(リーグ戦)カンファレンスA2025年1月11日(土)12:00 Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu (神奈…
NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25
ディビジョン1 第4節(リーグ戦)カンファレンスA
2025年1月11日(土)12:00 Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu (神奈川県)
東芝ブレイブルーパス東京 vs 浦安D-Rocks
東芝ブレイブルーパス東京(D1 カンファレンスA)
いざというときはスタンドオフやフルバックでもプレーできる身長180cmのスクラムハーフ、池戸将太郎選手
開幕4連勝を狙う東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)は1月11日、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで浦安D-Rocks(以下、浦安DR)と対戦する。
BL東京は異色の大型スクラムハーフ、池戸将太郎が今節、スタメンデビューを果たす。23歳の池戸は明治大学ではゲームコントロール能力の高いスタンドオフやフルバックとして活躍。さらにチーム戦略においてスクラムハーフでもプレーし、高い万能性を発揮していた。
そして、BL東京では初めて本格的にスクラムハーフに挑戦。開幕からの3試合にいずれも途中出場で経験を積み、今節は先発としての役割が求められることになった。
「9番での(先発)出場では、『まずは前半40分の試合を作る』という今までとはまったく違う役割になります。僕にとってチャレンジですし、自分のいまの実力を知る良いチャンスだと思っています。僕自身も緊張しているのですが、緊張し過ぎても良くないので、どれだけ落ち着いてコミュニケーションを取ってプレーできるかがカギになります」
今節で対戦する浦安DRはここまで3連敗と苦しい戦いが続いているが、池戸は「モメンタム(勢い)を持ってくることができるチームなので、最初に呑み込まれたら80分間で取り返しがつかなくなることもあり得ます。いつもどおりのプランで自分たちのラグビーをすることが大事です」と気を引き締める。
他チームからの誘いもある中で、BL東京に入った決め手は「チームの雰囲気」だったと語る池戸。7日の全体練習後に杉山優平とパス練習をしていると、小鍜治悠太や木村星南がパスの受け手として参加する姿もあった。
「みんな仲がいいですし、練習もしっかりやって、楽しむところは楽しむ。僕に合っている、好きな雰囲気です」
いざというときはスタンドオフやフルバックでもプレーできる身長180cmのスクラムハーフ。日本ラグビー界でもユニークな存在となる万能選手は、チャンピオンチームで充実のときを過ごしている。
「すごく良い経験をしていて、学ぶことが多過ぎて『日々成長』です。先輩方からいっぱい学んでいます。キックという自分の強みを確立して試合に生かせたらと思っています」
ノビノビと成長を続ける新しいタイプの9番が、どんなプレーでチームを動かすのか。BL東京の4連勝を懸けた一戦は興味深いものになりそうだ。
(安実剛士)