【SVリーグ】日本製鉄堺ブレイザーズ 1-3 広島サンダーズ(1月5日・男子第11節)【映像】“胸トラップ”のような超絶レシーブ リベロの選手が、強烈なスパイクを手を使わず、まるでサッカーの"胸トラップ"のような超美技で処理。さらにそのまま…

【SVリーグ】日本製鉄堺ブレイザーズ 1-3 広島サンダーズ(1月5日・男子第11節)

【映像】“胸トラップ”のような超絶レシーブ

 リベロの選手が、強烈なスパイクを手を使わず、まるでサッカーの"胸トラップ"のような超美技で処理。さらにそのままトスまでつなげて得点を演出する驚きのプレーが飛び出した。一連のプレーに「おおおぉ」と会場がどよめいた。

 広島サンダーズの新進気鋭のリベロ・高木啓士郎が強烈なスパイクを華麗にさばいて味方につなげたレシーブに会場内がどよめいた。大同生命SVリーグの男子第11節で、広島サンダーズは日本製鉄堺ブレイザーズと対戦。その第4セットを17-12で迎えたところで、デビュー2年目のリベロが超絶プレーを披露した。

 広島サンダーズは、セッター・金子聖輝の絶妙なサーブを相手に拾われ、堺ブレイザーズのアウトサイドヒッター、パロンスキー・ルチアーノに強烈なバックアタックを打たれてしまった。そのボールはリベロ・高木の胸の高さの"泣きどころ"をめがけて一直線。しかし次の瞬間、高木が瞬時に反応。上体を起こし気味にして、まるでサッカーの"胸トラップ"のようにボールを受け止めると、そのまま弾き上げて完璧なレシーブを完成させたのだ。

 さらにこれが完璧なトスとなり、このボールを金子がレフトに上げると、アウトサイドヒッター・新井雄大が押し込んでポイントを奪った。チームの得点を呼び込んだ高木の"超美技"には会場からも「おおおぉ」と驚きの声が上がり、ファンが叩くスティックバルーンもより一層大きな音で鳴り響いた。

 高木は、東海大学時代の2023年にユニバーシアード日本代表として国際総合競技大会「FISUワールドユニバーシティゲームズ」にも出場した選手。SNSでは、日頃から高木に対して「これが高木啓士郎だ」「素晴らしい選手だ」といった声も見られるなど、デビュー2年目の新人リベロは試合を重ねるごとに存在感を増している。この試合も第1セットから安定したレシーブでチームに流れをもたらし、セットカウント3-1の勝利に貢献した。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)