リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが審判団に苦言を呈している。 リバプールは8日、EFLカップ準決勝1stレグでトッテナムと対戦。終盤の86分にMFルーカス・ベリヴァルの決勝弾によって0-1で惜敗して先勝を許したが、この…

リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクが審判団に苦言を呈している。

リバプールは8日、EFLカップ準決勝1stレグでトッテナムと対戦。終盤の86分にMFルーカス・ベリヴァルの決勝弾によって0-1で惜敗して先勝を許したが、このゴール前の84分、DFコンスタンティノス・ツィミカスへのベリヴァルのスライディングタックルがアドバンテージにより流され、イエローカードは出なかった。

仮にイエローカードが出されていればベリヴァルは2枚目を受けて退場となっていたことから、決勝弾は生まれなかったことになる。

ファン・ダイクはこの判定を受け、「2枚目のイエローカードが出るのは明らかだった。そしてその1分後、彼は決勝点を決めた。聞いてくれ、これが現実だ。私の意見では審判は間違いを犯したし、主審にも伝えた。彼は間違いを犯していないと思っているが、サイドラインに居た味方全員がイエローカードだと思ったはずだ。線審も居て、第4審も居て、VARも居た。それにも関わらず2枚目のイエローカードは出なかった。もちろん、これだけのせいで負けたとは言わないが、試合の中で大きな瞬間だった」と疑問を呈した。

一方でトッテナムには「我々は攻撃力の高い選手がよく走り、相手を苦しめるハードなチームと対戦した。私の意見ではこちらも決定的ではなかったものの、ゴールできる可能性は幾つかあったと思う。数週間前にここで戦ったよりも彼らははるかに良い守備をしていた」と苦戦の要因を挙げた。