日本時間1月7日(現地時間1月6日)、NBAフェニックス・サンズのブラッドリー・ビールが9年ぶりに先発を外れた。 この日はア…
日本時間1月7日(現地時間1月6日)、NBAフェニックス・サンズのブラッドリー・ビールが9年ぶりに先発を外れた。
この日はアウェーでフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦したが、ビールはベンチスタート。3度オールスターに選出された実績を持つ31歳にとっては、ワシントン・ウィザーズ時代の2016年以来となる先発外だった。
それでも、ビールはこの試合30分58秒のプレータイムを得て、チーム最多25得点を挙げる活躍で勝利に貢献。試合後の会見で「(受け入れることは)少し難しい」としながらも、「コーチが決断したこと。彼と議論をする気もないし、邪魔をするつもりもない。ここで嫌な奴になるつもりはない」とチームの方針を尊重する姿勢を示した。
ビールはここまで1試合平均17.8得点3.2アシストを記録しているが、チームにはケビン・デュラントとデビン・ブッカーというスコアラーがおり、3人のボールハンドラーを同時に出場させるよりも、ベンチメンバーの中でファーストオプションとなる方がシュート試投数を増やせるのでは、という試みだろう。
ビールは日本時間1月8日(現地時間1月7日)のアウェーでのシャーロット・ホーネッツ戦でもベンチから30分出場したが10得点に終わり、チームも104-115で敗戦。まだまだ試運転状態だが、ビールがシックスマンとして得点力を発揮することができれば、16勝19敗と負けが先行しているチーム再浮上のきっかけになるかもしれない。