オリ2位の寺西は中学時代に141キロを計測 ドラフト会議から約2か月が経過し、新人選手もプロとしての活動が本格的になる。新人合同自主トレも始まり、2月にはキャンプが行われる。ここではパ・リーグ各球団のドラフト1位以外の注目選手を挙げる。○ソ…
オリ2位の寺西は中学時代に141キロを計測
ドラフト会議から約2か月が経過し、新人選手もプロとしての活動が本格的になる。新人合同自主トレも始まり、2月にはキャンプが行われる。ここではパ・リーグ各球団のドラフト1位以外の注目選手を挙げる。
○ソフトバンク:宇野真仁朗内野手(早実高)
高校通算64本塁打を誇る右の大砲候補。ドラフト4位で入団した。高校時代から木製バットを利用し、今夏、主将として早実高を2017年春以来の甲子園に導いた。野球日本代表「侍ジャパン」U-18にも選出された。
○日本ハム:山縣秀内野手(早大)
卓越な守備力が売りの遊撃手。昨年の東京六大学春季リーグ戦では打率.366(41打数15安打)をマークするなど打撃力も披露した。同リーグでは同ポジションの宗山塁内野手(明大)が5球団競合で楽天1位指名を受けた。負けじとレギュラーを狙いたいところだ。
○ロッテ:一條力真投手(東洋大)
東洋大からドラフト3位で指名されたイケメン右腕。身長190センチの長身から最速153キロの直球を武器にする。東都リーグでは救援として通算30試合に登板、2勝1敗、防御率1.66をマークした。救援の一角として期待がかかる。
○楽天:徳山一翔投手(環太平洋大)
ドラフト2位で指名された即戦力左腕。2022年の明治神宮大会では国際武道大を相手に3投手での継投ノーヒットノーランを達成。先発して7回無安打無失点の好投を披露した。早川隆久、藤井聖ら若手左腕が台頭しているが、ローテーションに食い込みたい。
○オリックス:寺西成騎投手(日体大)
ドラフト2位で指名された最速153キロ右腕。石川・根上中時代に141キロを計測し、話題になったが、星稜高では怪我に苦しみ3年春に手術を受けた。日体大3年春のリーグ戦から復帰すると、5勝、防御率0.31をマーク。4年時には日本代表にも選出された。
○西武:渡部聖弥外野手(大商大)
ドラフト2位で指名された右の大砲候補。大学3年時に日本代表に選出され、日米大学野球では宗山(楽天1位)、西川史礁外野手(ロッテ1位)らと共にクリーンアップを務めた。背番号「8」に決まるなど球団の期待も高い。リーグ最下位に沈んだチーム打率.212、60本塁打と貧打に苦しんだ西武の救世主として期待がかかる。(Full-Count編集部)