1月7日(現地時間6日、日付は以下同)。デトロイト・ピストンズは、ホームのリトルシーザーズ・アリーナで臨んだポートランド・ト…
1月7日(現地時間6日、日付は以下同)。デトロイト・ピストンズは、ホームのリトルシーザーズ・アリーナで臨んだポートランド・トレイルブレイザーズ戦で、前半途中に22点を追う展開に陥るも、見事立て直して118-115で逆転勝利した。
2019年3月以来初の4連勝をマークしたピストンズでは、ケイド・カニングハムが32得点6リバウンド9アシスト2スティール、6本の長距離砲を沈めたティム・ハーダウェイJr.が26得点、トバイアス・ハリスが17得点5リバウンド、ジェイレン・デューレンが14得点12リバウンド4アシスト、シモーネ・フォンテッキオが10得点6リバウンドを記録。
ブレイザーズの指揮官は、現役時代に司令塔兼リーダーとしてピストンズなどでプレーしたチャウンシー・ビラップス(元ピストンズほか)。敵将として「私の中では、もう疑う余地などない。彼はオールスター選手だ」と、カニングハムを称えていた。
キャリア4年目の今シーズン。カニングハムは平均24.4得点6.7リバウンド9.5アシストでピストンズをけん引しており、ここまで出場した全32試合で15得点5アシスト以上を残している。
今シーズンのピストンズは、就任1年目のJB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)の下、8日を終えてイースタン・カンファレンス9位の18勝18敗で、プレーイン・トーナメント進出圏内をキープ。
このチームが年明け以降に勝率5割を記録しているのは、前回プレーオフ出場を果たした2018-19シーズン以来初。昨シーズンは36試合を終えた時点で3勝33敗だったのだから、低迷脱却に向けて正しい方向へ進んでいると言っていい。
3日に発表された「NBAオールスターゲーム2025」のファン投票途中経過第1弾で、カニングハムはイーストのガード部門で6位の24万7046票を獲得。もしカニングハムがスターターあるいはHC投票によるリザーブでオールスター入りとなれば、ピストンズの選手としては2019年のブレイク・グリフィン(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)以来初となるだけに、注目していきたいところだ。
【動画】ピストンズが逆転勝利したブレイザーズ戦ハイライト!