卓球の「WTTスターコンテンダードーハ」は8日から本戦が行われる。日本選手が多くエントリーしており、活躍には期待が高まっている。今大会の女子ダブルスに第1シードとして挑むのが大藤沙月、横井咲桜(ミキハウス)ペア。昨季飛躍のシーズンを過ごした…

卓球の「WTTスターコンテンダードーハ」は8日から本戦が行われる。日本選手が多くエントリーしており、活躍には期待が高まっている。

今大会の女子ダブルスに第1シードとして挑むのが大藤沙月、横井咲桜(ミキハウス)ペア。昨季飛躍のシーズンを過ごした同学年コンビがどのような戦いを見せるのかは注目が集まる。

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■四天王寺高でインターハイ制覇

大藤と横井は大阪・四天王寺高出身の同級生で、2021、22年インターハイを連覇した実績を持つ。Tリーグの日本ペイントマレッツでもコンビを組む両者は、24年にはWTTシリーズでも飛躍し、11月の「WTTファイナルズ福岡」では準優勝。世界ランキングでは2位に立っており、第1シードとして25年の国際大会初陣を迎える。

そんな大藤、横井ペアは8日の1回戦でシャン・シャオナ、ニーナ・ミッテルハム(ドイツ)ペアとの初陣を迎える。41歳と28歳による経験豊富なペアだが、勢いに乗る20歳コンビが退けられるかは期待したいところ。

第1シードである大藤と横井にとって一つのカギを握るのが準々決勝で対戦の可能性がある日本ペアの存在。張本美和木原美悠(木下グループ)ペアが同じ山に入っており、両ペアが勝ち進んだ際は対戦が実現する。この2組は昨年の「ITTFアジア卓球選手権」の決勝でも戦っており、大藤、横井ペアが勝利し金メダルを獲得。5月の「世界卓球 個人戦」の出場権も獲得している両ペアのマッチアップには注目が集まってくる。

2024年の国際大会でのブレイクを経て、さらなる躍進が期待される同級生コンビ。大藤と横井が25年初陣となるドーハでどのような戦いを見せるのか。

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