J2の北海道コンサドーレ札幌の2025年ユニフォームをデザインしたファッションデザイナーの相澤陽介氏が提案した「私服スタイリング」が話題を集めている。 1月6日に発表された札幌の新ユニフォームは、1st用が赤3黒2の5本の縦縞模様で、スト…
J2の北海道コンサドーレ札幌の2025年ユニフォームをデザインしたファッションデザイナーの相澤陽介氏が提案した「私服スタイリング」が話題を集めている。
1月6日に発表された札幌の新ユニフォームは、1st用が赤3黒2の5本の縦縞模様で、ストライプの中に北海道の文化をコラージュ表現で投影した重厚感のある一着で、濃紺ベースの2nd、白ベースの3rdはアイヌ文様入りの他にはないデザインとなり、発表直後からSNSを中心に高い評判を得た。
そのデザインを担当したのが、2019年から札幌のクリエイティブディレクターを務め、2021年からはクラブ運営会社の取締役も兼務している相澤氏だ。自身のブランド「ホワイトマウンテニアリング」を何度もパリコレで発表し、他ブランドとの協業でも注目を集めた同氏は、今回の“自信作”を世に送り出して「2025シーズンも共に戦いましょう」とサポーターに呼びかけるとともに、「皆好き勝手にスタイリングを楽しんでください!!」として、自身の公式エックス(旧ツイッター)に私服スタイリングの写真を公開した。
写真は2枚。「ジャケットにサラッと合わせて。スニーカーは白ソールだなあとか自分自身で楽しく妄想しています。」と相澤氏。1枚目は濃紺の2ndユニフォーム、2枚目は赤黒の1stユニフォームを、ともにジャケットのインナーシャツとしてコーディネート。ユニフォームのデザイン性の高さが“街着”としても映ており、スタジアム内外での“楽しみ方”を提案している。
■「チャレンジしてみようと思います」
この相澤氏の札幌の新ユニフォームを用いた私服スタイリング写真に対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。
「カコイイ」
「自分の好きに合わせていいだ。どんどん私服で着てしまえ!ですね」
「今年は『私服』としてコーディネートしながら試合以外でも着こなせるかチャレンジしてみようと思います」
「マッチデイ以外に日常のチラ見せ溢れる街ってステキだと思わん?」
「しっかしカッコ良いのう。カッコいいわ。さすがだ。」
もちろんユニフォームはスタジアムでの“戦闘服”ではあるが、街中でも映えるファッションアイテムとして用いるファンが増えれば、そのクラブが愛され、サッカー文化が街に根付いて行く一つの要因となるはず。2025年はJ2からの再出発となる札幌だが、巻き返すための手段は選手補強だけではなさそうだ。