サッカーJ2の藤枝MYFCは5日、今季の新体制を発表した。就任5年目の須藤大輔監督が32人の選手を率いる。この日は同監督や新加入した14人の選手らが、静岡県藤枝市内で会見し、J1昇格に向けた抱負などを述べた。開幕戦は2月15日、ホームで徳…
サッカーJ2の藤枝MYFCは5日、今季の新体制を発表した。就任5年目の須藤大輔監督が32人の選手を率いる。この日は同監督や新加入した14人の選手らが、静岡県藤枝市内で会見し、J1昇格に向けた抱負などを述べた。開幕戦は2月15日、ホームで徳島ヴォルティスと対戦する。
チームはJ2として3季目になる。須藤監督は「(昨季は)メンタル面の強さが足りなくて、ワンプレーで相手にリズムがいってしまうケースがあった」と分析。精神面の強さを持った選手を新たに獲得したという。その上で「野心をもつ。ギラギラする。野心をもち、楽しむことの先に結果がついてくる。原点回帰をして『超・超・超攻撃的サッカー』を披露したい」と意欲を示した。
新加入の選手のうち、かつて清水エスパルスに所属したGK六反勇治選手(37)はチーム最年長。J3時代の藤枝の練習にも参加したことがあるといい、「藤枝で練習したことでその後もサッカー選手を続けることができた。恩返しをしたい思いは強い」と決意を語った。
昨季は20チーム中13位で、J2に初挑戦した2023年より順位を一つ下げた。中でもチームの得点は計38点にとどまり、試合数は異なるが23年の61点より大きく減らした。得点力アップがJ1昇格に向けたカギになりそうだ。(林国広)