広島の新人8選手が7日、広島県廿日市市の大野寮に入寮した。ドラフト4位の渡辺悠斗内野手(22)=富士大=は、ファンであるシンガー・ソングライターあいみょんのタオルを持ち込み、入寮した。「曲も好きですし、人柄も好きですね。面白くて、かわい…
広島の新人8選手が7日、広島県廿日市市の大野寮に入寮した。ドラフト4位の渡辺悠斗内野手(22)=富士大=は、ファンであるシンガー・ソングライターあいみょんのタオルを持ち込み、入寮した。「曲も好きですし、人柄も好きですね。面白くて、かわいくて」と屈託のない笑顔で“あいみょん愛”を語った。
昨年12月、宮城で行われたあいみょんのライブに初参戦。「めっちゃ面白くて、もっと好きになりました。よかったです!」と夢の時間を堪能し、英気を養った。
好きな曲を問われると「いっぱいありすぎて…選べないです」と困り顔。登場曲については、あいみょんの曲を使用することを決めているが、曲名については「お楽しみという感じ」とにやり。登場曲が流れる1軍の舞台で、大好きな歌声を響かせる野望を掲げた。
本業である野球の準備も怠っていない。グラブは後日届くキャッチャーミットを含め、一塁用、三塁用など五つ持参。メインは「一塁と三塁を練習してます」と明かしたが、試合に出場する可能性を広げるためにも、複数ポジションを視野に練習を行う予定だ。
8日からは新人合同自主トレが始まる。昨年12月中にジムと契約し、ウエートを行うなど体は仕上がっている。「いろんなことを聞いたりできる。打撃の面で期待してもらっていると思うので、勝負強い打者になりたい。楽しみです」と胸を躍らせた渡辺。あいみょんのように愛される選手を目指し、プロの世界で第一歩を踏み出す。