日本時間1月7日(現地時間1月6日)、NBAの2024-25シーズン公式戦が各地で開催され、ホームのサクラメント・キングスは…
日本時間1月7日(現地時間1月6日)、NBAの2024-25シーズン公式戦が各地で開催され、ホームのサクラメント・キングスはトレードの噂がささやかれるジミー・バトラー擁するマイアミ・ヒートを迎え撃った。
序盤からお互い得点を積み重ねた両チームは、前半終盤にヒートが猛攻を見せリードを広げる展開に。第4クォーター中盤にはヒートが最大17点差をつけ、キングスを追い込んだ。しかし、このまま終われないホームのキングスは、デマー・デローザンなどの活躍でなんとか食い下がり、同点のままオーバータイムを迎えた。
延長戦に入り迎えた終盤、この日トリプルダブルを達成したヒートのハイメ・ハケスJr.が残り3秒でフリースローを獲得。勝ちを確信したフリースローを得たヒートだったが、これをハケスが2本とも外してしまい、勝負は2度目の延長戦へ。
こうなると、自ずと流れはキングスへやってくる。デローザンがダブルオーバータイムにキングスが挙げた11得点のうち、9得点を叩き出し決着。最終スコア123-118で勝利を収めた。
キングスはエースガードのディアロン・フォックスが不在だったものの、デローザンが両チーム最多となる30得点、ドマンタス・サボニスが21得点18リバウンド11アシストでトリプルダブルを達成し、勝利を手繰り寄せた。一方のヒートは、ハケスが16点12リバウンド10アシストでトリプルダブルを記録。タイラー・ヒーローは26点を挙げて援護したが及ばなかった。
キングスは昨年12月28日(同12月27日)にマイク・ブラウンヘッドコーチを解任し、キングスの黄金期を支えたダグ・クリスティが暫定としてヘッドコーチを務めることになったが、指揮官交代後の戦績は5勝1敗と好調。18勝19敗とし借金完済目前に迫っている。新HCのもと2022-23シーズンをウエスタン3位で終えた強さを取り戻すことができるだろうか。
■試合結果
ヒート 118-123 キングス
MIA|28|19|31|24|10|6|=118
SAC|23|27|18|34|10|11|=123