大谷とエンゼルスでプレーしたベラスケス アンドリュー・ベラスケス内野手がヤンキースとマイナー契約を結んだと、3日(日本時間4日)に米放送局「YESネットワーク」のジャック・カリー氏が報じた。2022年にはエンゼルスで125試合に出場し、守備…

大谷とエンゼルスでプレーしたベラスケス

 アンドリュー・ベラスケス内野手がヤンキースとマイナー契約を結んだと、3日(日本時間4日)に米放送局「YESネットワーク」のジャック・カリー氏が報じた。2022年にはエンゼルスで125試合に出場し、守備を武器に活躍。一方で打撃を課題としており、地元紙が課題を分析している。

 ベラスケスは身長173センチと小柄な体格で、持ち味は守備。当時エンゼルスの指揮官だったジョー・マドン監督からは「現在のア・リーグで最も優れた遊撃手」と称賛されていた。

 2022年は125試合で打率.196、2023年も54試合で打率.173と苦しみ、ウェーバー公示をへてブレーブスのマイナーでプレー。昨季は1年間マイナーで過ごしてFAとなっていた。ヤンキースには2021年にも所属しており、当時は負傷していたグレイバー・トーレス内野手の代役として28試合に出場した。

 しかし、やはり打撃が課題。昨季は3Aで118試合に出場し打率.242、17本塁打を放ったが、米紙「ニューヨーク・ポスト」はメジャー昇格へ厳しい見方を示している。二塁を守っていたトーレスがFAでチームを去り、「ミドルフィールドに疑問が残るチームにとって、ベラスケスは、深みをもたらす存在」と説明された一方で、「ケガなどが起こらない限り現在30歳のベラスケスにとって、今回、必ずしも遊撃手やヤンキースのMLBロースターに戻る明確な道筋があるわけではない」とも指摘している。(Full-Count編集部)