◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 事前(6日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)2025年シーズン初戦「ザ・セントリー」閉幕から一夜明け、PGAツアー11勝目を挙げた松山英樹が早速「ソニーオープン」の会場に姿を現し…

優勝から一夜明け、「ソニーオープン」会場に姿を現した松山英樹

◇米国男子◇ソニーオープンinハワイ 事前(6日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)

2025年シーズン初戦「ザ・セントリー」閉幕から一夜明け、PGAツアー11勝目を挙げた松山英樹が早速「ソニーオープン」の会場に姿を現した。72ホールのツアー史上最多アンダーパーを樹立する通算35アンダーで優勝したその日に、マウイ島からオアフ島へ移動。午後2時50分ごろ、22年大会覇者はパッティンググリーンから練習を開始した。

優勝の翌日も会場で練習

疲れを見せないチャンピオンへ、次から次に「Congratulations (おめでとう)!」と祝福の言葉がかけられた。握手と写真撮影に笑顔で応えながら、20分ほどパターを握ると打撃練習場に向かい、時にスマートフォンで撮影したスイングを確認してはクラブを振り続けた。

久常涼はパッティンググリーンで祝福

会場ではプロアマ戦が行われており、ともに18ホール回り終えた平田憲聖金谷拓実も、松山の姿を見つけると祝福と新年のあいさつに訪れた。談笑を終えてアプローチレンジに向かうと、アプローチ、バンカー、再びアプローチと円を描くようにグリーンを一周。仕上げのパッティンググリーンでは、同じくプロアマメンバーだった久常涼とも笑顔で会話を交わす。約1時間30分の練習をこなし、午後4時20分ごろ帰路に就いた。

円を描くようにアプローチレンジを一周した

同一年でのハワイ2連勝は、2003年のアーニー・エルス(南アフリカ)と17年のジャスティン・トーマスしか達成していない。昨年は30位、23年も48位と優勝争いには絡めなかったが、22年は決勝ラウンド2日間に「63」を並べる圧巻のプレーで優勝を呼び込んだ。3年ぶりの大会2勝目へ、事前準備に抜かりはない。(ハワイ州ホノルル/石井操)