キャロウェイゴルフ(本社・東京都港区)は、2025年の最新モデル「ELYTE(エリート)」シリーズのドライバー4機種を2月7日より順次発売する。同シリーズのフェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンも同時期に発売される。「ELYTE」と…
キャロウェイゴルフ(本社・東京都港区)は、2025年の最新モデル「ELYTE(エリート)」シリーズのドライバー4機種を2月7日より順次発売する。同シリーズのフェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンも同時期に発売される。
「ELYTE」という名称は、ドライバーを開発する中で長年の課題としていた「寛容性とスピードの両立」を突破し、“エリート領域”に到達したことに由来。スペルは、キャロウェイゴルフ創立者であるEly Reeves Callawayの名前を冠した造語として、本来の「ELITE」ではなく「ELYTE」とした。
今作は、本来ミスになる弾道を最適に補正する“コントロールポイント”に着目。前作「パラダイム Ai スモーク」で2500個だったポイントを10倍の25000個に増加させたフェース「Ai10x FACE」を採用した。AIにインプットするスイングデータを大幅に増やし、AIが導き出す形状データをより細かく分析して設計を強化。これにより、寛容性とスピードを高次元で両立した。
同社はチタン製パーツを製造できる3Dプリンターを導入し、プロトタイプの制作時間を大幅に短縮。約75回にわたるヘッド形状の試作を経て、広い投影面積で安心感を与えつつ、空気抵抗を抑えた形状を完成させた。ヘッドの素材には、高精度な成形が可能な「サーモフォージドカーボン」を採用。これにより重量配分が最適化され、理想的なスピン量と打ち出し角を実現し、加えて心地良い打球音を追求したという。
ラインアップはスタンダードモデルの「ELYTE ドライバー」、やさしさとつかまりやすさを両立した「ELYTE X(エックス)ドライバー」、日本人を中心としたアジア人向けに設計された軽量モデル「ELYTE MAX FAST(マックスファスト) ドライバー」(初の可変スリーブ装着)、低スピンで操作性に優れた「ELYTE ◆◆◆(トリプルダイヤモンド) ドライバー」の4種類。
ヘッド体積は全て460cc。ロフト角は「ELYTE」と「―X」が9度、10.5度、12度。「―MAX FAST」が9.5度、10.5度、12度。「―トリプルダイヤモンド」は8度、9度、10.5度。税込価格は全て10万7800円~。問い合わせは、キャロウェイゴルフ株式会社 お客様ダイヤル 0120-300-147まで。
<試打レポート>「ELYTE ドライバー」