総合格闘家の平本蓮が、6日に公開されたYouTube「格闘キャスト」に出演。昨年7月に行われた朝倉未来との因縁の試合について振り返り、5月に行われる「THE MATCH2」での再戦と、今後の目標について「UFCでチャンピオンになるために、成…
総合格闘家の平本蓮が、6日に公開されたYouTube「格闘キャスト」に出演。
昨年7月に行われた朝倉未来との因縁の試合について振り返り、5月に行われる「THE MATCH2」での再戦と、今後の目標について「UFCでチャンピオンになるために、成り上がる」と意気込みを語った。
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■朝倉戦後「今は三部練しないと不安」
平本は昨年7月に行われた「超RIZIN.3」で朝倉と対戦し、1ラウンド2分18秒でTKO勝利を飾った。自身もキャリア最大と認める大一番で最高の勝ち方をした平本は、「ゴンナパーをKOしたときなんかよりも、比べ物にならないくらい嬉しかった」と、K−1時代の2017年に下馬評を覆し大金星を飾った一戦を引き合いに出し、喜びを語った。
試合の作戦については、「判定で勝とうと思ったら、KOできるとかあるじゃないですか。（朝倉戦も）あくまで5ラウンドやるつもりで準備して、5ラウンドで戦っていくアレ（作戦）だった」とも明かし、「そういうモードになったとき、捨て身になれる」とアンダードッグとして出場することなど、心理面での影響についても言及した。
また、「朝倉未来戦は人生で一番練習したし、今もその練習を続けている」とし、「それまでの俺はプロでありアマチュアだった。俺も今それぐらい（三部練）練習しないと不安なんですよ。頑張った分、どれだけ結果が返ってくるのか知っているから、今は練習が楽しいです」と前回の朝倉戦が格闘家・平本蓮に与えた影響は大きいようだ。
■「UFC王者になるために成り上がる」
（C）RIZIN FF
そして、大晦日大会では、東京ドームで開催される「THE MATCH2」で平本と朝倉が再戦することが電撃発表された。
SNSでは「大人の事情で再戦」だと呟いていた平本だが、動画では「もう一回全然やれるというか……『格闘技のために盛り上がる試合がしたい！』はただの綺麗事で、『どれだけ自分に美味しいか』が大前提だと思う。UFCでチャンピオンになるために、成り上がる」と語った。
続けて、「朝倉海がいきなりタイトルマッチができるということは、RIZINが（UFCへの）近道があると証明した（ということ）」だとも述べ、「RIZIN」の榊原信之CEOにはRIZIN王者になったら「UFC」のダナ・ホワイトCEOに紹介してほしいと伝え、すでに承諾を得ているという。
平本がUFCに挑戦したい理由は「かっこいいから」。UFCに出場している朝倉海、平良達郎、鶴屋怜ら日本人選手にリスペクトした上で、最速でUFCにたどり着くために、今は「RIZINチャンピオン」を目指すことが一番大きなモチベーションだと笑顔で語った。
平本は5月の東京ドーム大会のメインマッチで朝倉に再び勝利を飾り、RIZIN王者への道を切り開くことができるのか。
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