春高バレー 習志野・結束美南コメント 6日に行われた第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)2回戦、女子の習志野(千葉)対安来(島根)の試合はフルセットの激闘となり、2-1(25-21、22-25、25-22…
6日に行われた第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)2回戦、女子の習志野(千葉)対安来(島根)の試合はフルセットの激闘となり、2-1(25-21、22-25、25-22)で安来が勝利。アンダーカテゴリー代表でも活躍し、SVリーグの東レアローズ滋賀に内定が発表されているアウトサイドヒッター・結束美南を擁する習志野は2回戦でコートを去った。
結束は試合を振り返り、「1セット目はバタバタしたまま落としてしまい、2セット目はブロックとレシーブの関係がうまくいき、なんとかとれたものの、3セット目は大事な場面で私がサーブミス。サーブレシーブもミスしてしまい、最後はバックアタックがアウトになって、自分のせいで…」と涙ぐんだ。今後は「見えないところでも助けてくれた後輩のために卒業まで練習をフォローしてあげたい」と話し、東レ滋賀への合流の時期は卒業式後となりそうだ。
目標の選手は「小さくてもジャンプ力でスパイクを打つという部分で室岡莉乃選手(Astemoリヴァーレ茨城)を見習いたい。バックアタックは迫田さおりさん(東レOG/ロンドン五輪銅メダリスト)の現役時代の動画などを見て、あんなふうに打てるようになりたいと思っています」と語る結束。173cmと大きくはないが、SVリーグでもジャンプ力を生かしたダイナミックなプレーで観る人を魅了してくれることを期待したい。
写真:坂本清