ミランのセルジオ・コンセイソン監督が、就任後早速のタイトル獲得を喜んだ。 6日、スーペル・コッパ決勝でインテルと対戦したミラン。サウジアラビアのキングサウード・ユニバーシティスタジアムで行われた一戦は立ち上がりから一進一退の攻防が続くと、前…
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が、就任後早速のタイトル獲得を喜んだ。
6日、スーペル・コッパ決勝でインテルと対戦したミラン。サウジアラビアのキングサウード・ユニバーシティスタジアムで行われた一戦は立ち上がりから一進一退の攻防が続くと、前半終了間際に失点を許しハーフタイムに。後半も追加点を奪われる苦しい形となったが、そこからチームは猛反撃に移るとテオ・エルナンデス、クリスチャン・プリシックのゴールで同点に成功。そして迎えた後半アディショナルタイム、タミー・エイブラハムに値千金の逆転弾が生まれ、劇的な勝利を飾った。
これにより、ミランは宿敵を下してスーペル・コッパで8年ぶり8度目の優勝を達成。昨年12月30日に就任してからいきなりのタイトル獲得となったコンセイソン監督は、イタリア『メディアセット』にて結果を喜ぶと同時に今後のチーム作りへの自信も口にしている。
「選手たちのことを考えるととても嬉しい。これは簡単なことではないからだ。私が就任したときの雰囲気は最高とは言えず、細かな点を詰める時間もあまりないまま2つのトップレベルのチームと対戦しなければならなかった」
「選手たちはまるで魔法のように話し合ったことすべてを吸収してくれた。明らかに改善すべき点はあるが、選手たちもそれを認識してくれている。我々は謙虚になれれば、チャンピオンズリーグやセリエAで一緒に素晴らしい時間を過ごし、ミランを相応しい場所に導けるはずだ」
「今は幸せな気分だし、祝うべき時だろう。そして明日からは、次の試合であるカリアリ戦に集中していく」