通算138発トーレスが退団、二塁手の補強を目指している ヤンキースがパドレスのルイス・アラエス内野手のトレード獲得を目指していると米スポーツ局ESPNのジェフ・パッサン記者が伝えた。ドジャース・大谷翔平投手の3冠王を阻止した首位打者を補強す…
通算138発トーレスが退団、二塁手の補強を目指している
ヤンキースがパドレスのルイス・アラエス内野手のトレード獲得を目指していると米スポーツ局ESPNのジェフ・パッサン記者が伝えた。ドジャース・大谷翔平投手の3冠王を阻止した首位打者を補強するプランが浮上している。
昨季までの正二塁手で通算138本塁打を誇るグレイバー・トーレスがFAとなってタイガースへ移籍。三塁のジャズ・チゾムJr.が本職の二塁へ移るプランがあるが、安打製造機・アラエスの補強となればチームにとっては大きな補強となる。MLB公式サイトは「グレイバー・トーレスの穴埋め要員として検討されている」と報道。アレックス・ブレグマン(アストロズFA)やカージナルスのノーラン・アレナドのトレード獲得は極めて低くなったとも伝えている。
これまでにパドレスは今オフに4000万ドル(約63億円)程度の年俸削減を模索していると伝えられている。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によると、今季年俸1460万ドル(約23億円)が予想されるアラエスは「理にかなっているトレード候補だ」という。「予算制限のあるチームにとっては大きな金額だ」と伝えている。
27歳のアラエスは2019年にツインズでメジャーデビュー。2022年とマーリンズへ移った2023年に首位打者に輝き、5月にパドレスへ移籍した昨季はドジャース・大谷翔平投手と首位打者争い打率.314で3度目のタイトルを獲得した。
ヤンキースはフアン・ソトとの再契約はならなかったものの、コディ・ベリンジャー、ポール・ゴールドシュミットのMVP経験者を獲得。投手陣でも通算73勝左腕マックス・フリード、守護神候補デビン・ウィリアムズが加入した。リーグ連覇、2009年以来のワールドシリーズ制覇へ補強の手を緩めない。(Full-Count編集部)