J2の北海道コンサドーレ札幌が1月6日に発表した2025年シーズンの新ユニフォームが大きな評判を呼んでいる。 デザインを担当したのは、昨年に引き続いて相澤陽介クリエイティブディレクター。1stユニフォームは赤黒の縦縞模様で、赤3黒2の5本…

 J2の北海道コンサドーレ札幌が1月6日に発表した2025年シーズンの新ユニフォームが大きな評判を呼んでいる。

 デザインを担当したのは、昨年に引き続いて相澤陽介クリエイティブディレクター。1stユニフォームは赤黒の縦縞模様で、赤3黒2の5本の力強いストライプを配置した。

 同氏はクラブ公式サイトを通じて「コンサドーレの赤黒縦縞のベースとなる比率を作りました」とした上で「その中に北海道の魅力を世界に発信したいという想いがあり、ストライプの中に様々な北海道の美しい湖、流氷、紅葉などの景色とシマフクロウをコラージュという表現で投影しています」と説明。ユニクロUTのクリエイティブディレクターなどを務め、世界的に活躍するアーティストの河村康輔氏との細部にこだわったコラージュデザインとなっている。

 さらに「2ndユニフォーム、3rdユニフォームはアイヌ文化の素晴らしい文様を取り入れました」とし、優秀工芸師の早坂ユカ氏が描き下ろしたアイヌ文様をベースとしたユニフォームを発表。2ndは濃紺ベースに民族衣装から着想したエンジを配色し、文様の中にピクセルのグラフィックで北海道の地図を描いた。3rdは白色をベースに白黒のモノトーン仕様で、アイヌの文様が引き立っている。

 また、GK用にも3種類、薄いグレー色の1st、淡い緑色の2nd、落ち着いたピンク色の3ndユニフォームを発表。いずれもフィールドプレイヤー用のコンセプトに沿ったこだわりのデザインとなっている。

■「全部良いが2ndやべぇ……かっこいい」

 これらの札幌の新ユニフォームに対して、発表直後からSNS上にはデザインを絶賛する声が相次ぎ、次のようなコメントが寄せられた。
 
「かっこいい!!アイヌのデザイン好き!!」
「全種類かっこいい」
「赤も黒も色味が複雑でカッコいい!コラージュが斑に見せてる感じでめちゃ良いなあ」
「全部良いが2ndやべぇ……かっこいい」
「昇格どころか、J1優勝しそうなユニフォーム。」

 札幌は昨季、J1リーグで19位(9勝10分け19敗)となってJ2降格。新シーズンはミハイロ・ペトロヴィッチ監督から岩政大樹新監督へとバトンが渡され、新体制となってJ1復帰を目指す。その新たな船出に相応しいユニフォームが完成し、サポーターは早くも大興奮のようだ。

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