春高バレー1回戦の結果 第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)が5日に開幕。初日は男女の1回戦40試合が行われ、女子の共栄学園、古川学園、松山東雲、誠英、男子の洛南、清風、星城、初出場の札幌大谷などが初戦を突…
第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー)が5日に開幕。初日は男女の1回戦40試合が行われ、女子の共栄学園、古川学園、松山東雲、誠英、男子の洛南、清風、星城、初出場の札幌大谷などが初戦を突破した。
女子は昨年まさかの1回戦敗退となった共栄学園(東京)が近江兄弟社(滋賀)をストレートで下し、初戦突破。ロンドン五輪銅メダリストの大友愛さんの長女で自身も日本代表に登録されたことのある秋本美空主将は、「1セット目(25-8)は自分たちのペースでできたが、2セット目(25-21)はみんな安心して気が抜けて、ミスが増えてしまった」と試合を振り返った。最後の春高に向けて、母の愛さんからは前日に「今日は早く寝て、明日頑張って」とLINEでメッセージを受け取ったと笑顔を見せた。
一方の男子は昨年秋に行われた第78回国民スポーツ大会で山口県代表として準優勝の結果を残した高川学園が駒澤大高(東京)にストレートで敗れ、1回戦敗退となった。第1セットは32-34、第2セットも21-25と接戦となったが、セットを奪うことができなかった高川学園。岩本純弥主将は、「持ち前の守備を発揮できず、自分たちのやりたいバレーができなかった」と悔し涙を見せた。後輩たちには「来年は任せた。思い切ってやってほしい」と伝えたという。卒業後の進路は関東1部リーグの順天堂大に進学が決まっており、「1年生からレギュラーを取れるように、また一から鍛え直して、高校で取り逃した日本一を新たなメンバーで取れたら」と前を向いた。
6日は男女の2回戦が行われており、シード校が登場している。
写真:坂本清