育成のティマは1軍舞台の活躍が期待されている(C)産経新聞社 2025年がいよいよ幕を明けた。 2月のキャンプインから各チーム、ペナント奪取を目指して調整を進める中で注目されているのは昨年リーグ制覇を果たした巨人にもある。【関連記事】【勝手…
育成のティマは1軍舞台の活躍が期待されている(C)産経新聞社
2025年がいよいよ幕を明けた。
2月のキャンプインから各チーム、ペナント奪取を目指して調整を進める中で注目されているのは昨年リーグ制覇を果たした巨人にもある。
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オフには大型補強を敢行。FA戦線ではソフトバンクから甲斐拓也、楽天を自由契約となった田中将大、また中日の絶対守護神として活躍したライデル・マルティネス、新外国人選手として昨年3Aでは「トリプルスリー」を達成したトレイ・キャベッジを獲得と多士済々な顔ぶれも期待を高めている。
そして注目されるのはし烈な外野手争いにもある。
2024シーズン、リードオフマンとして存在感を強く示したベテランの丸佳浩、「いとしのエリー」の愛称も定着したエリエ・ヘルナンデス、3年目シーズンに臨む浅野翔吾、萩尾匡也のドラ1、2コンビ、迫力ある走塁も魅力のオコエ瑠偉、移籍2シーズン目となる若林楽人、本格覚醒が待たれる秋広優人、佐々木俊輔らに交じり、ひそかに注目を集めているのは育成のフリアン・ティマにもある。
ドミニカ共和国出身、今季で育成5年目を迎えるシーズンとなる。2024年シーズンはファームでリーグ2位となる15本塁打をマークと長距離砲の片鱗を示した。
ティマといえば、昨年の春季キャンプで阿部監督視察の下で行われた2、3軍の紅白戦で右翼へ豪快弾を放ち、好物のみそラーメンをごちそうになったこともほっこりエピソードとして話題を呼んだ。
高い身体能力を武器に支配下枠を勝ち取れるか。まず春季キャンプ、オープン戦の取り組みが注目されそうだ。
チームにはほかにもチェコ出身で、2023年のWBCで佐々木朗希からヒットを放ったマレク・フルプなど今後が楽しみな外国人外野手もいる。
投手力を固めてきたチームで次の課題にあがっているのは打線の上積み。果たして2025シーズンで暴れまくる選手は誰となるのか。それぞれの選手の飛躍に期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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