男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」はアメリカが2度目の優勝 現地1月5日、シーズン開幕戦の一つである男女混合の国別対抗戦「ユナイテッド・カップ」決勝が行われ、2023年大会優勝国のアメリカが、…
男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」はアメリカが2度目の優勝
現地1月5日、シーズン開幕戦の一つである男女混合の国別対抗戦「ユナイテッド・カップ」決勝が行われ、2023年大会優勝国のアメリカが、昨年準優勝のポーランドを2勝0敗で下し、2年ぶりに優勝を果たした。
【動画】ガウフ&フリッツが勝利挙げアメリカが2度目のユナイテッド・カップ制覇 ハイライト
2025年シーズンの開幕戦の一つである国別対抗戦「ユナイテッド・カップ」。全18ヵ国が6つのグループに分かれて総当たり戦を行い、各グループ1位の6ヵ国と、開催地であるシドニーとパースの2位で成績上位2ヵ国を合わせた計8ヵ国が決勝トーナメントに進出する。
決勝は、グループステージを首位で勝ち上がり、準々決勝で中国、準決勝でチェコを下したアメリカと、接戦をものにして決勝トーナメントに進出し準々決勝でイギリス、準決勝でカザフスタンを破った昨年準優勝国のポーランドとなった。
女子シングルス第1試合ではココ・ガウフ(アメリカ/女子世界ランク3位)とイガ・シフィオンテク(ポーランド/女子同2位)が対戦。互いに一歩も譲らない戦いは6-4,6-4でガウフに軍配が上がり、アメリカが先勝する。
男子シングルス第2試合は、テイラー・フリッツ(アメリカ/男子世界ランク4位)とフベルト・フルカチュ(ポーランド/男子同16位)の一戦。最終セットのタイブレークまでもつれたが、フリッツが6-4,5-7,7-6(4)で制して、アメリカが2年ぶり2度目の優勝となった。
グループステージから単複7試合で全勝し、大会MVPに輝いたガウフは、「今日の自分のプレーにとても満足している。この試合がいかに重要かわかっていたし、全力で戦った。初めてのユナイテッド・カップで優勝、とても気分がいいわ」とコメント。「シーズンのスタートして最高だから大きな自信になる。全豪オープンでもそれを持ち続ける」と大きな弾みなったとした。
また、女子シングルスでガウフが勝利していたことで「自分が負けるわけにはいかないというプレッシャーを感じていた」というフリッツ。自己採点では「10点満点で7点くらいかな。サーブの調子は良かったから9~9.5点くらいだろう。でも、ストロークやリターンはまだ改善の余地がある」と満足しない。「試合を重ねることで良くなるタイプだから、これからさらに良くなると信じているよ」とより良い状態で全豪オープンへ臨みたいとした。