大谷翔平が“呼び込んだ”韓国の逸材…ド軍に加入で「韓国人観光客増えるかも」 ドジャースはKBO(韓国プロ野球)キウムからポスティングシステムを利用した金慧成(キム・ヘソン)内野手を3年1250万ドル(約19億6600万円)で獲得した。米記者…

大谷翔平が“呼び込んだ”韓国の逸材…ド軍に加入で「韓国人観光客増えるかも」

 ドジャースはKBO(韓国プロ野球)キウムからポスティングシステムを利用した金慧成(キム・ヘソン)内野手を3年1250万ドル(約19億6600万円)で獲得した。米記者が注目しているのは「韓国市場の拡大」。昨オフに大谷翔平投手が加入した際にも“副収入”に熱視線が送られたが、今回も似たケースである。

 米メディア「スポーツ・ビジネス・ジャーナル」でMLBレポーターを務めるマイク・マッゼオ氏は「ドジャースは昨年、オオタニとともに12の新しい日本スポンサーを加えた。ロサンゼルスの多くの韓国人の人口により、キムとの契約で韓国のスポンサーを得る機会が生まれる」と投稿している。

 キム・ヘソンがドジャースを選んだ理由の1つとして「大谷の存在」もあったとされている。昨オフに10年7億ドル(約1100億6800万円)で大谷と契約したドジャースは、「ANA(全日本空輸)」「TOYO TIRE」「興和」など数々の日本企業との契約が続いた。最終的には12社に及び、経済効果を生み出した。

 米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」で司会を務め、元メジャーリーグ捕手のAJ・ピアジンスキー氏が情報筋から聞いた話によると、大谷との契約のみでドジャースが得た副収入は「1億2000万ドル(約188億6900万円)」と伝えている。今回のキム・ヘソン獲得も同様のケースで、韓国からの“副収入”が狙える可能性がある。昨季KBOで打率.326、11本塁打、75打点、30盗塁をマーク。“韓国の逸材”と称される25歳の加入で韓国スポンサーが続々誕生することも推測される。

 キム・ヘソンの獲得には大谷も関係していたとされるだけに、ファンは「人々が互いに影響を与え合う姿勢は、真の連帯感を育む歴史的偉人」「彼の存在感が新たな才能を引き寄せる力」「後世に語り継がれる」「偉大な先駆者」「器が広い」「韓国人観光客も増えるかも」などの反応を示している。(Full-Count編集部)