現地1月4日、チャンピオンシップ(イングランド2部)の第26節が行われ、リーズに所属するサッカー日本代表MF田中碧の移籍初ゴールとなる豪快なミドル弾に話題が集まった。 昨夏の移籍期間最終日となる8月末にリーズ移籍が決まった田中は、加入当初…
現地1月4日、チャンピオンシップ(イングランド2部)の第26節が行われ、リーズに所属するサッカー日本代表MF田中碧の移籍初ゴールとなる豪快なミドル弾に話題が集まった。
昨夏の移籍期間最終日となる8月末にリーズ移籍が決まった田中は、加入当初は出番を与えられずに不遇の時期を過ごしたが、主力MFの負傷離脱のチャンスをモノにして一気に序列アップ。10月以降はスタメン出場を続けた中で攻守に傑出したパフォーマンスを披露し、リーグ戦で首位快走(15勝7分け3敗)の原動力となっていた。
そして、この日のハル・ シティ戦にも田中は4−2−3−1のダブルボランチの一角としてスタメン出場した。開始早々の前半5分に先制を許す展開となったが、後半開始1分で田中が圧巻のゴールを奪う。
左サイドから中央へ展開された攻撃だった。MFマノル・ソロモンからのマイナス気味の横パスを受けた田中は、ボックス外の中央やや左の位置から、1タッチ目を足元に収めた後、2タッチ目で斜め後方に運ぶと、体を開いた状態から腰を回転させながら右足一閃。右足インフロントでカーブをかけた豪快なミドルシュートをゴール右上に突き刺した。
■「初ゴール豪快すぎる」
この田中の豪快なゴラッソ弾に現地実況もチームメイトも大興奮。SNS上にもファンの叫び声と称賛の声が寄せられた。
「うおおおおお」
「碧えぐうううう」
「初ゴール豪快すぎる」
「反応からして、チームメイトからも愛されてるの最高」
「ゴラッソ!!入るとは思ってなくて見ててめっちゃ声出しちゃった 欲を言えば勝ちたかったけど……次に向けて切り替え!」
田中のチーム加入後初得点で同点に追い付いたリーズは、その後に2点を追加するも、後半36分、44分と失点して3-3ドロー。それでも首位はキープしており、何より田中にとって自身の価値とチームメイト&サポーターからの愛をさらに高める試合となった。