BS-TBS特別番組での松井秀喜氏との“激論”で熱弁 マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏と、ヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜氏がスペシャル対談を行ったBS-TBS特別番組「イチローvs松井秀喜~今だから…

BS-TBS特別番組での松井秀喜氏との“激論”で熱弁

 マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏と、ヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜氏がスペシャル対談を行ったBS-TBS特別番組「イチローvs松井秀喜~今だから話せる本音対談」が5日に放送された。現在の野球に話題が及ぶと、イチロー氏は申告敬遠について「やめてほしい」と力説し、松井氏も同調した。

 2人のレジェンドがお互いのことや過去などを赤裸々に話すなか、松井氏が星稜高時代に受けた甲子園での5打席連続敬遠からテーマは申告敬遠に。イチロー氏は「何も言わないで『はい歩いてください』と、4球ずつ投げて5回」。松井氏が「ドラマ性が違いますよね」と続けると、イチロー氏も「全然違うじゃない。だから申告敬遠って本当にやめてほしいよね。いくつかやめてほしいことの大きな1つ。ネクスト(バッターズ)サークルにいる選手の気持ちも何もないじゃない。スッて(一塁に)行って」。

 松井氏も同調し「4球見ている間にいろいろ考えたいわけですよね」。イチロー氏は「チックショーと思うわけじゃない。そういう感情を想像させてくれないもん、今は。ドラマないもんね」と述べた。

 さらに「僕は甲子園でのタイブレークもやめてほしい。急に試合が変わるでしょ。MLBのタイブレークなんてもってのほか。記録の価値も変わってしまう。ベース大きくして塁間の距離が変わってしまって。触っちゃいけないことには触っちゃいけないんでね」とまくし立てた。

 7イニング制への短縮を検討していることについても「ありえないじゃん。高校生たちに聞いたら絶対嫌ですって言うに決まっているよね。9回やりたいに決まっているじゃん。大人の事情だよね」とバッサリ。松井氏も「8回9回にね、あるドラマがね。特に高校野球がね」と賛同していた。(Full-Count編集部)