浦田は俊足巧打の内野手として評価が高い(C)産経新聞社 いよいよ2025年が幕をあけた。 2月のキャンプインを前に球界スケジュールは1月の新人合同自主トレからスタート。今季はどんな金の卵が各球団を盛り立てていくのかも話題を集めそうだ。【関連…
浦田は俊足巧打の内野手として評価が高い(C)産経新聞社
いよいよ2025年が幕をあけた。
2月のキャンプインを前に球界スケジュールは1月の新人合同自主トレからスタート。今季はどんな金の卵が各球団を盛り立てていくのかも話題を集めそうだ。
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そして日本一を目指す巨人でも注目のプロスペクトがいる。
ドラフト2位、即戦力の大型内野手として期待を集める浦田俊輔(九州産業大)だ。走攻守そろった遊撃手、大学通算打率・392、37盗塁をマーク。守備範囲も広く、俊足巧打の内野手として注目されている。
すでに阿部慎之助監督も浦田に熱視線を向ける中、ガチンコ勝負として話題を集めそうなのが、昨年遊撃レギュラーとして期待されながら、年間通してのパフォーマンスを残せなかった門脇誠にもある。
ルーキーイヤーに堅い守備で評価を高めると、24年シーズンからは坂本勇人が長く守った遊撃のポジションを奪った。しかし大卒2年目は厳しいシーズンとなった。
129試合に出場、特に前半戦は不振が長引き、打率・243、0本塁打、21打点、9盗塁。チームでは昨年のドラフト上位3選手が内野手指名だったことも話題を集めた。いわばフロントから示された内野手陣の現有戦力への"ゲキ"に対して、意地を見せられるかも注目となる。
すでに2025年シーズンの遊撃ポジションに関して、阿部慎之助監督も競争を打ち出している。遊撃レギュラーを目指して、門脇、中山礼都、泉口友汰らがしのぎを削る中、即戦力ルーキーの呼び声高い浦田が果たして、どんな色を加えるのか。
「打てるショート」が求められる中、大卒1年目ルーキーが新風を吹き込めばそれだけチーム力の底上げにもつながる。日本一奪回の命題に向け、常勝軍団ならではのレベルの高いポジション争いを期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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