第103回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が4日、川崎市の等々力陸上競技場などであり、静岡県代表の静岡学園は東福岡(福岡)と対戦した。前後半80分(0―0)で決着がつかず、PK戦の末、4―5で敗れた。全国制覇した第98回大会以来5大会…
第103回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が4日、川崎市の等々力陸上競技場などであり、静岡県代表の静岡学園は東福岡(福岡)と対戦した。前後半80分(0―0)で決着がつかず、PK戦の末、4―5で敗れた。全国制覇した第98回大会以来5大会ぶりの4強入りはならなかった。
全国屈指の強豪同士の対決。双方とも今大会は無失点で勝ち上がってきた。静学は前半2本、後半6本のシュートを放ちながらも、東福岡の人数をかけた厚い守備に阻まれ、相手ゴールのネットを揺らすことができなかった。
東福岡は得意のサイドからのカウンターやセットプレーで好機をつくったものの、シュートは後半の1本に終わった。
PK戦は5人が終了した時点で4―4。静学の6人目がゴールの上方に外した直後、東福岡が冷静に決めて準決勝に駒を進めた。(本間久志)