元Jリーガーでサッカー解説者として活躍中の林陵平氏が公開した中学生時代の作文が話題を集めた。 現在38歳、東京都出身の林氏は、明治大学から2009年に東京ヴェルディに入団して以降、柏レイソルやモンテディオ山形などでプレーし、Jリーグ通算3…

 元Jリーガーでサッカー解説者として活躍中の林陵平氏が公開した中学生時代の作文が話題を集めた。

 現在38歳、東京都出身の林氏は、明治大学から2009年に東京ヴェルディに入団して以降、柏レイソルモンテディオ山形などでプレーし、Jリーグ通算300試合に出場した。現役引退後、2021年から3年間、東京大学サッカー部の監督を務めるとともに豊富な知識と優れた分析能力を活かしたサッカー解説が評判となり、現在は国内外問わずに数多くのサッカー中継の解説を担当している。

 “言語化の鬼”との異名も取る林氏の将来の目標はプロチームの監督だ。そのために解説業の傍ら、2024年度の日本サッカー協会(JFA)の『Proライセンスコーチ養成講習会(旧S級コーチ養成講習会)』に参加しており、今年中にJリーグのトップチームの監督で指揮を執ることが可能になる『Proライセンス』を取得できる予定だ。

 その林氏が、自身の公式エックス(旧ツイッター)上に新年の挨拶とともに「実家の正月 中学時代の作文が出てきた。夢は叶う。」と説明し、1枚の原稿用紙を写した画像を公開した。

 林氏が二十数年前に「僕の夢」の題名で書いた作文には、やや幼さの残る文字で「僕の夢はサッカー選手です」の書き出しから、そのためにしてきた努力と今後の決意が綴られており、さらに「もう一つの夢」として「コーチになりたい」と明記。「最終的にはS級ライセンスを取ってJリーグのチームの監督になりたい」と締めている。

■「やっぱり林さんすごい人」

 この林氏が自らの夢へ向かって着実に進んでいることを証明する作文に対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。

「りょうへい君かわよ、、、。凄いなぁ有言実行。」
「夢に向かって見合う努力したから叶ったんですよね。素晴らしい。」
「中学時代にS級を意識してるのが凄い」
「監督、ぜひなってください!それも楽しみにしてます!!」
「やっぱり林さんすごい人」

 今後、海外プロクラブ研修などを修了後、日本サッカー協会技術委員会に認定されれば、『Proライセンス』が発行される。日本人の若手監督の誕生とレベルアップは、日本サッカー界の成長にとって必要不可欠なこと。中学時代から監督を志していた林氏の今後に注目だ。

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