4日、第103回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝、明秀日立(茨城)vs東海大相模(神奈川)がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、東海大相模が2-1で勝利した。 2大会連続6回目出場の明秀日立は3回戦で名門・帝京…
4日、第103回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝、明秀日立(茨城)vs東海大相模(神奈川)がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、東海大相模が2-1で勝利した。
2大会連続6回目出場の明秀日立は3回戦で名門・帝京を下して準々決勝へ。対する東海大相模は初出場ながら東北学院をベスト16で下し勝ち上がってきた。
東海大相模は佐藤碧のロングスローも駆使しつつ、ゴールへ迫る立ち上がり。対する明秀日立も遠めのFKから竹花龍生が直接狙っていく。
一進一退の攻防が続くなか、どちらも最終局面を崩しきれず。それでも28分、東海大相模に決定機。ロングボールから小林晄也が左サイドを抜け出すと、ボックス内で粘ってから折り返し。ファーで待っていた辻将輝が1人かわして左足を振るも、ゴール上方へ飛んだ。
先に試合を動かしたのは34分の明秀日立。右CKを得ると、竹花がアウトスイングのクロス。久保遼真がドンピシャのヘディングを叩き込み、大きな先制点を掴む。
1点を追いかける形となった東海大相模は、10番・沖本陸がカットインからミドル。38分にも左サイドからカットインシュートを放つが、これはGK重松陽が抑え込む。
しかし、40分にはついに明秀日立ゴールをこじ開ける。右サイドを繋いで崩すと、小林晄也がクロス。ゴール前に走り込んだ沖本がダイビングヘッドで押し込み、東海大相模が前半のうちに追いつく。
後半も互角の戦いを見せるなか、東海大相模は左サイドから攻め入る。明秀日立はセットプレーやロングボールを活かしていく。
次の1点を奪ったのは65分の東海大相模。小林正樹が左サイドからクロスを上げると、セカンドボールからの沖本のシュートがゴール前の高畑旺崇へ。収めてから左足を振り抜くと、明秀日立GK重松陽の手を弾いてネットを揺らした。
逆転を許した明秀日立は、3バックへのシステム変更もありつつ同点ゴールを目指す。突き放したい東海大相模は、佐藤のロングスローから73分に再びネットを揺らすが、オフェンシブファウルで3点目とはならない。
最後まで諦めず同点ゴールを目指した明秀日立だが、東海大相模が逃げ切りに成功。2-1の逆転勝利で国立競技場で行われる準決勝へ進んだ。
明秀日立 1-2 東海大相模
【明秀日立】
久保遼真(前34)
【東海大相模】
沖本陸(前40)
高畑旺崇(後25)
【動画】東海大相模が10番・沖本陸のダイビングヘッドで反撃
GOAL #東海大相模 、同点弾!
【準々決勝】第1試合#明秀日立 (茨城) 1-1 #東海大相模 (神奈川)
試合はTVer・SPORTS BULLでLIVE配信中
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