レノファ山口FCは3日、MF佐藤謙介(35)の現役引退および、強化部スカウト兼トップチームアシスタントコーチ就任を発表した。 浦和レッズのアカデミーから中央大学に進み、2011年の横浜FC入りでプロ入りの佐藤。山口では2021年からプレーし…
レノファ山口FCは3日、MF佐藤謙介(35)の現役引退および、強化部スカウト兼トップチームアシスタントコーチ就任を発表した。
浦和レッズのアカデミーから中央大学に進み、2011年の横浜FC入りでプロ入りの佐藤。山口では2021年からプレーし、昨季も明治安田J2リーグ22試合で1得点だったが、契約満了となった。
Jリーグ通算でも408試合20得点の実績十分な中盤とあって、動向が注目どころだったが、クラブ公式サイトで新年の挨拶とともに、引退を報告。山口でのセカンドキャリアにも思いを綴った。
「新年明けましておめでとう御座います。皆様にとって2025年が幸多き一年になりますこと、心よりお祈り致します。私事ではありますが、2024シーズンをもって現役を引退することを決断しました」
「突然のお知らせとなり、申し訳ありません。これまで応援し支えて頂いた方々には心より感謝申し上げます。多くの方々の支えのおかげで14年間、自分自身にとって幸せすぎる時間を過ごす事ができました」
「サッカーを始めて約30年、プロとして14年、ずっとサッカーボールを追いかけてきました。Jリーグ408試合、多くの仲間や指導者、そして何より応援してくれたサポーターと共に過ごした時間は宝物です」
「そして引退を決断した今でもサッカーを大好きでいれる自分自身を嬉しく思います。引退後はレノファ山口FCにて強化部スカウト兼トップチームアシスタントコーチとして新たなスタートを切る事になりました」
「今度はピッチの外から、そしてチームを支える立場から、サッカーと向き合い情熱を注いでいく事となります。一日一日を大切に日々成長できるよう、現役時代同様に努力していきたいと思います」
「正直に言えば、まだやれる!っていう気持ちもありますし、まだまだ若い選手たちにも負けないよ!って思ってます。それでもこんな身の引き方も自分らしいのかなとも思ってます」
「この決断が正解かどうかはわかりません。それでも正解だったと思えるその日まで、またここから突き進んでいきたいと思います」
「最後になりますが、横浜FC関係者の皆様、レノファ山口FC関係者の皆様、応援していただいたサポーターの皆様、本当にありがとうございました」
「また新たな夢、目標のため僕はすでに歩き始めています! 今後ともお付き合い、応援のほどよろしくお願い致します。また必ず会いましょう!!」