元ドイツ代表GKでバイエルンの元最高経営責任者(CEO)のオリバー・カーン氏が、フランスのボルドー買収に関心を示している。 2023-24シーズンはリーグ・ドゥ(フランス2部)を戦っていたボルドー。しかし、クラブには大きな財政的な問題があり…
元ドイツ代表GKでバイエルンの元最高経営責任者(CEO)のオリバー・カーン氏が、フランスのボルドー買収に関心を示している。
2023-24シーズンはリーグ・ドゥ(フランス2部)を戦っていたボルドー。しかし、クラブには大きな財政的な問題があり、事態を重く見たプロクラブ管理委員会(DNCG)は4部に当たるシャンピオナ・ナシオナル2への強制降格を言い渡した。
昨年のドイツ『キッカー』のインタビューで、フットボールクラブに投資する用意があると語っていたカーン氏は、その凋落の名門に関心を示しているという。
フランス『Sud-Ouest』によれば、カーン氏と交流がある元マルセイユ会長のジャック=アンリ・エイロー氏は同氏の代理として、現オーナーであるジェラール・ロペス氏とクラブ買収の条件について連絡を取ったという。
ただ、カーン氏の側近によれば、バイエルンのレジェンドのボルドーに対する関心はまだ初期段階にあるという。しかし、エイロー氏とロペス氏との買収交渉は前向きなものとなっており、今後交渉が進んでいく可能性は十分にあるようだ。
1881年に創設されたボルドーはフランスで2番目に歴史のあるクラブ。過去には、ジネディーヌ・ジダンやビセンテ・リザラズなどフランス代表で活躍した選手たちも所属した。
リーグ・アンでは6回優勝しており、2008-09シーズンが最後の優勝に。2021-22シーズンは最下位でリーグ・アンを終えると2部に降格。2023-24シーズンは13位に終わっていた。