ドラ1宗山獲得で「ショートは10年安泰」 3年連続4位と悔しいシーズンになった楽天は三木肇監督が再就任する。4年ぶりCS進出には若手の対等も不可欠。ここでは独自に選出した楽天のプロスペクト5人を紹介する。 5位には吉野創士外野手を選出する。…

ドラ1宗山獲得で「ショートは10年安泰」

 3年連続4位と悔しいシーズンになった楽天は三木肇監督が再就任する。4年ぶりCS進出には若手の対等も不可欠。ここでは独自に選出した楽天のプロスペクト5人を紹介する。

 5位には吉野創士外野手を選出する。埼玉・昌平高から2021年ドラフト1位で入団。2024年は2軍で自己最多74試合に出場し、打率.244、1本塁打20打点をマークしたが、1軍出場は叶わなかった。オフには背番号「9」から「78」に変更。2025年こそ1軍デビューする姿に期待がかかる。

 4位には中島大輔外野手を選出。青学大から2023年ドラフト6位で入団。1年目の昨季は37試合に出場し、1本塁打10打点1盗塁、打率.228をマークした。辰己涼介、小郷裕哉らレギュラーが君臨するが、食い込みたいところだ。

 黒川史陽内野手も6年目を迎える。2024年は22試合に出場し、打率.232、1本塁打8打点。若手が続々台頭し、熾烈な内野手争いでレギュラーに定着できるか。

 2位には日當直喜投手を選んだ。東海大菅生高からドラフト3位で入団した右腕は2軍で30試合に登板し、3勝2敗、防御率2.01。10月9日の西武戦で1軍デビューし1回を1安打1四球無失点だった。

 2024年ドラフトで5球団競合の末、明大から楽天入りした宗山塁内野手を1位に選出する。2024年3月に行われた「侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表」では野球日本代表「侍ジャパン」のトップチームに選出。大学時代にはスカウトから「獲得できた球団は、ショートは10年間安泰」と言われており、即戦力候補として期待されている。(Full-Count編集部)