背番号1を胴上げするために、ナインの顔ぶれはどのようなものになるか。(C)産経新聞社 2025年のプロ野球開幕は3月28日。球春到来はまだ先だが、ここでは一足早く、“妄想”開幕オーダーを考えていく。今回は日本ハム編だ(※選手の状況は2024…
背番号1を胴上げするために、ナインの顔ぶれはどのようなものになるか。(C)産経新聞社
2025年のプロ野球開幕は3月28日。球春到来はまだ先だが、ここでは一足早く、“妄想”開幕オーダーを考えていく。今回は日本ハム編だ(※選手の状況は2024年12月30日現在のもの)。
24年シーズンは2年連続最下位からリーグ2位に浮上。新庄剛志体制3年目にして大きく躍進した。今季は本拠地・エスコンフィールド北海道が優勝の歓喜に包まれることも夢物語ではない。
開幕戦はビジターで西武と対戦する。相手は先発に今井達也を送り込むことが内定している。そのための開幕オーダーはどのような顔ぶれとなるか。下記の並びを“妄想”してみた。
(三)郡司裕也
(中)松本剛
(一)清宮幸太郎
(左)野村祐希
(指)レイエス
(捕)田宮裕涼
(右)万波中正
(二)上川畑大悟
(遊)水野達稀
(投)金村尚真
昨年11月のファンフェスティバルにて、新庄監督から注目発言があった。発言の要旨は「開幕投手は金村尚真」「開幕4番は野村祐希」「齋藤友貴哉と田中正義のWストッパー」。オーダーは、指揮官の明かした構想を前提に考えないといけないだろう。
金村を開幕先発に立てるとなると、バッテリーを組むのは田宮裕涼で決まり。昨季は金村の全ての先発登板でマスクを被ってもいる。「ゆあビーム」と称される強肩と、ミートに長けた打撃で攻守の要に成長することを期待したい。
上川畑大悟と水野達稀の二遊間コンビ、ライトの万波中正は守備面を考えても外せない。3人とも下位打線に配置しているが、万波には一発がある。上川畑はつなぎ役を担い、水野も意外性のあるバッティングで打線のアクセントとなっている。
昨季25本塁打、OPS.912のフランミル・レイエスも主軸で使いたいところ。清宮幸太郎も後半戦は3番を任されるほどになり、4番の野村とともに得点源としての活躍を期待したい。松本剛は首位打者を獲った22年を頂点に成績が低下しているものの、チームリーダーとして外すことは考えにくい。今季は打棒復活といきたいところだ。
スタメンの残り1枠は郡司裕也を選択。これはアリエル・マルティネスとの比較の結果だ。西武・今井との昨季対戦成績が、前者は7打数2安打(打率.286)、後者は8打数ノーヒット3三振。相性の面を考慮すると郡司を使いたい。
ここまで名前を挙げていない選手だと、捕手にはベテランの伏見寅威が控え、内野手だと石井一成や奈良間大己、細川凌平など二遊間を守れる選手が多い。ドラフト5位・山縣秀の守備がどこまで通用するかも気になる。外野は交流戦MVP・水谷瞬を筆頭に、バランス型の浅間大基、スピードスター・五十幡亮汰がいる。この3年で選手層は確実に厚くなった。
25年の日本ハムはリーグ優勝、日本一を本気で狙うシーズンの幕開け。その初陣から目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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