ミランのセルジオ・コンセイソン新監督が初陣となるユベントス戦について語った。 12月30日、ミランはパウロ・フォンセカ監督の解任とコンセイソン監督の就任を発表。新指揮官は3日にサウジアラビアで行われるスーペル・コッパの準決勝、ユベントス戦が…

ミランのセルジオ・コンセイソン新監督が初陣となるユベントス戦について語った。

12月30日、ミランはパウロ・フォンセカ監督の解任とコンセイソン監督の就任を発表。新指揮官は3日にサウジアラビアで行われるスーペル・コッパの準決勝、ユベントス戦が初陣となる。

すでにサウジアラビアに到着し、試合に向けた会見に臨んだポルトガル人指揮官。短い期間のなかで確認した選手たちの印象について語った。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えている。

「謙虚で、学ぼうとし、監督と何をしなければならないか理解しようとするチームに心から出会えた。これは非常に重要なことで、質の高い仕事をするための基本だ」

「仕事に取り組む時間はほとんどなかったが、(選手たちに)必要なことを的確に伝えている」

また、初戦がいきなり大一番となった点にも言及。時間はないが、できることをやって勝利したいと考えている。

「選手としての私の過去から考えても、試合はすべて異なるものだ。タイミングがどうかということだ。仕事に取り組む時間がもっと欲しかったか、起用可能な選手が全員であってほしかったかと尋ねられたら、イエスと答えるだろう」

「だが、それは来た時からそれはわかっていたことだし、言い訳はできない。ユーベとは真っ向から戦わなければならない。試合までは練習が2回残っているから、自分たちのやるべきことを明確にしたい。試合に勝つために何が重要かを簡単に理解しなければならない。我々にとってはそれが基礎となる」

さらに、ポルトでも指導したポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンとは親子対決。半年早くイタリアに渡った息子との対戦について、試合では敵だとスタンスを明かしている。

「私はプロだからまったく興奮していない。ただ、ここのところ風邪をひいていて、熱がある。目が少し涙ぐんでいるように見えるなら、それは風邪のせいだ」

「家では彼の父親だが、明日は息子が対戦相手になる。彼も同じ気持ちだろう。彼が私を打ち負かそうとしているように、私も彼を喜ばせたくない」

一方、ユベントスでの息子の活躍ぶりには満足。選手としての質の高さを誇った。

「彼は技術的にも、試合や戦術の理解においても、クオリティが高い選手の特長を持っている。フィジカル的な資質もあり、それを自覚してこのように成長した」

「彼を指導できて幸せだ。優れたキャラクターも持ち合わせているし、私のもとでプレーするのは簡単ではない。ここイタリアでも、世界のどこでも、素晴らしいキャリアを築くことができるだろう」