NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25ディビジョン1 第3節(リーグ戦) カンファレンスB2025年1月4日(土)13:00 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場 (東京都)リコーブ…
NTTジャパンラグビー リーグワン 2024-25
ディビジョン1 第3節(リーグ戦) カンファレンスB
2025年1月4日(土)13:00 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場 (東京都)
リコーブラックラムズ東京 vs 埼玉パナソニックワイルドナイツ
リコーブラックラムズ東京(D1 カンファレンスB)
センターの池田悠希選手。187cm・100kgのサイズは魅力的だ
リコーブラックラムズ東京(以下、BR東京)が東京サントリーサンゴリアスに対して20年ぶりの公式戦勝利を挙げた2024年ラストゲーム。昨季3位のチームに対し、同10位のチームが1点差を守り切っての大金星は、観る者に大きな感動と笑顔をもたらした。
タンバイ・マットソン ヘッドコーチも、笑顔を見せたうちの一人。「試合後、ロッカールームでクラブ全員を褒めました」と破顔した。
マットソン ヘッドコーチは、選手との距離感が近い。
練習終わりには、大きな円陣を組む選手たちの肩を一つひとつ叩きながら、その円陣の外側を1周して回る。
「みんながとっても良い練習をしたことを分かっているよ、と伝えたいんです」
そしてそのあとは、選手たちが個人練習に打ち込めるよう、率先して備品の片づけにも勤しむ。
首脳陣が変われば、練習風景も大きく変わる。
「昨季までは、決まったことをしっかりとプレーするスタイルでした。今季はより、その場での状況判断とエリアマネジメントが求められています」と話すのは、開幕から2戦続けてフル出場中の池田悠希。チームとしてより攻撃的にボールを動かしプレーする、その術に対応する練習が砧のグラウンドでは繰り広げられる。
池田は昨年、日本代表活動に参加した。だが代表キャップを得られず「悔しかった。その思いが、いまは一番強いです」と口にする。
フィジカルレベルが高く、どの局面でも強いプレッシャー下での練習が続いた代表合宿では、驚くことばかりだったが、187cm・100kgの体躯を生かしたボールキャリーやフィジカルは通用することも知った。だからこそ、勝負できるポイントを、誰にも負けない武器へと昇華させたい。
「リーグワンでのプレーを通じて、向上していることをアピールしていきたいです」
覚悟をもって楕円球を握る。
ホストゲーム連勝が懸かる第3節は、開幕2連勝中の埼玉パナソニックワイルドナイツが相手。会場となる駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場では、毎年恒例となった『世田谷パン祭り』とのコラボレーション企画を実施する。また、新春特別企画として『2025福袋』も90袋限定で発売予定。ぜひ新年のラグビー初めを、世田谷で、BR東京とともに。
(原田友莉子)