◇米国男子◇ザ・セントリー 事前(1日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd(パー73)昨年12月に更新された適合ドライバーヘッドリストに新作と思われるモデルが続々と掲載される中で、ピンからは「G440」と刻印さ…
◇米国男子◇ザ・セントリー 事前(1日)◇プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)◇7596yd(パー73)
昨年12月に更新された適合ドライバーヘッドリストに新作と思われるモデルが続々と掲載される中で、ピンからは「G440」と刻印された3モデルが追加された。そのひとつ「LST」をPGAツアー開幕戦の会場で発見。契約プロでツアー2勝のコーリー・コナーズ(カナダ)がドライビングレンジで打ち込みを行っていた。
これまで同社は低スピンモデルを「LST」として展開。リストにはそのほか「G440 MAX」と「G440 SFT」の2モデルが掲載されていたが、今回は「LST」のみハワイに持ち込まれた。ブラックを基調としたヘッドに、鮮やかなブルーの差し色が入っている。
コナーズはすでに昨年12月のDPワールドツアー(欧州ツアー)「ネッドバンクゴルフチャレンジ」で投入して6位で終えており、今回が2試合目の実戦使用。「前のモデル(G430 LST)からの移行もスムーズで、すぐに使用を決めました。ミスの許容範囲が広まったので思い切ってスイングしても方向性が安定し、結果的に飛距離は少し伸びていると思います」と話す。「クラシックな見た目」や「低くソリッドに変わったインパクト音」もお気に入りのポイントだ。
同社ツアーレップ(用具担当者)のケントン・オーツ氏によると、G440シリーズの一番の構造的な特徴は「内部構造なので外からは見えませんが、シャフトとヘッドを接続するホーゼル部分をなくしました」という“フリーホーゼル”にあるという。
「ヘッドの全体重量は変わっていませんが、ホーゼル部分の重量をヘッドの後部に使えるようになったので、重心位置の調整範囲を広げることができました」とオーツ氏。そう説明する進化がコナーズの好評価に直結しているのか。前作と同じくヘッド後方に設置された可変式ウエート効果の度合いも気になるところだ。