第103回全国高校サッカー選手権大会の3回戦、東北学院(宮城)vs東海大相模(神奈川)が2日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、0-3で東海大相模が快勝した。 37大会ぶり5回目出場の東北学院は2回戦で滝川第二(…

第103回全国高校サッカー選手権大会の3回戦、東北学院(宮城)vs東海大相模(神奈川)が2日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、0-3で東海大相模が快勝した。

37大会ぶり5回目出場の東北学院は2回戦で滝川第二(兵庫)に競り勝って3回戦へ。一方、初出場の東海大相模は2回戦で草津東(滋賀)を劇的な形で破り、勝ち上がった。

立ち上がりから押し込んだ東海大相模が5分に先制する。長井隆之介の柔らかい左クロスから小林晄也がヘディング。東北学院GK橋本脩礼が触ったが、クロスバーに当たって真下に跳ね返ったボールはわずかにゴールラインを割っていた。東海大相模はその後も攻勢。佐藤碧のロングスローや長井の直接FKからゴールに迫る。

東北学院も徐々に前に出ていくが、決定機は作れず。31分には左CKから鈴木幸太が頭で合わせるも、枠は捉えられない。終盤にかけては東海大相模が押し戻し、佐藤がロングスローを連発。そして前半アディショナルタイム、右サイドのロングスローから塩田航央がヘディングで叩き込み追加点を奪った。

東海大相模の2点リードで折り返すと、早めに詰め寄りたい東北学院は2枚替えで後半へ。押し込んでゲームを進めるが、東海大相模も集中して対応する。

そして次にネットを揺らしたのは東海大相模。71分、沖本陸がボックス内へ抜け出すとこぼれ球から西田蓮が右クロス。ファーから飛び込んできた辻将輝が胸トラップから蹴り込み、決定的な3点目を奪った。

その後も攻撃の手を緩めなかった東海大相模が3-0で快勝。東北学院を下し、初出場ながら準々決勝進出を決めた。

東北学院 0-3 東海大相模

【東海大相模】

小林晄也(前5)

塩田航央(前41)

辻将輝(後31)