ドジャース残留を決めたT・ヘルナンデスが喜びを口にした(C)Getty Images 32歳のスラッガーが球団愛を強調している。 現地時間12月27日、ドジャースは、今オフにFAとなっていたテオスカー・ヘルナンデスと3年6600万ドル(約1…

 

ドジャース残留を決めたT・ヘルナンデスが喜びを口にした(C)Getty Images

 

 32歳のスラッガーが球団愛を強調している。

 現地時間12月27日、ドジャースは、今オフにFAとなっていたテオスカー・ヘルナンデスと3年6600万ドル(約103億6200万円)で再契約を締結。複数の米メディアによれば、総額のうち契約ボーナス分が2300万ドル(約36億1100万円)で、4年目に1500万ドル(約23億5500万円)の契約延長オプションが付帯するという。

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 また現地時間31日、ドミニカ共和国の野球専門ラジオ番組『Grandes en los Deportes』にリモート出演したT・ヘルナンデスは、「ドジャースに戻ることが重要。僕は常に彼らを優先していた」と言及。合意までの経緯を振り返り、「他球団と契約する可能性も排除しなかった。結局のところ、これはビジネスだ」と話している。

 周囲の予想以上に時間がかかったが、番組内で32歳のスラッガーは、「僕にとって一番重要なのはお金じゃない。彼らが契約をまとめてくれるのを待っていた」と説明。ドジャース以外に「僕らが求める年数(3年、または4年)を提示してくれた球団もあった」というが、やはりチームへの熱い想いは揺るぎなかった。

 また、チームメイトで親しい大谷翔平の存在にも触れると、「(彼との関係は)信じられないくらい最高」とコメント。「何もないところから生まれた友情だ。彼が好いてくれているかどうかわからないけど、僕がトレーニングに着く瞬間から挨拶してくれた」と語っており、T・ヘルナンデスにとっても居心地が良いようだ。

 今季は、レギュラーシーズン出場154試合で打率.272、33本塁打、99打点、OPS.840を記録し、チームの世界一に貢献しているT・ヘルナンデス。帰ってきた彼の活躍が来季も楽しみでならない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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