ワールドシリーズ連覇は21世紀ではまだ達成されず 掲げた“ゴール”に反響が広がっている。ドジャース・大谷翔平投手は新年の誓いを「連覇」とした。球団史上初、21世紀ではまだどのチームも成し遂げていない偉業。目標の背景を…
ワールドシリーズ連覇は21世紀ではまだ達成されず
掲げた“ゴール”に反響が広がっている。ドジャース・大谷翔平投手は新年の誓いを「連覇」とした。球団史上初、21世紀ではまだどのチームも成し遂げていない偉業。目標の背景を知ったファンからは「大谷選手らしい」「さすがです」と称賛が送られた。
ワールドシリーズ連覇はヤンキースが1998年から2000年の3連覇が最後。延べ14チームだけの“狭き門”だ。ドジャースは球団創設の1883年から一度も達成していない。それでも大谷は「もちろん連覇したいというのが一番なので。メジャーリーグで優勝するというのは毎年、必ずどこかしらのチームが優勝するものではあるんですけど、連覇となってくると話はもちろん別で。それだけでかなり回数が限られてくるので、それだけ特別な難しい難易度のことだと思っています」と語った。
2024年は前人未到の「50本塁打&50盗塁」を達成し、3度目のMVPを獲得した。7月には31歳を迎え、“全盛期”を謳歌している。「野球選手としてのピークを迎える、または、今もその中にいると思っているので。それをまずどれだけ維持できるのか、向上していけるのか」としながらも「それと同時にパフォーマンスが低下してくる先というのも、ちゃんと見据えながら、取り組まないといけないことはたくさんあると思うので。そういう考えたくないところも考えなければいけない、そういう年にはなってきている。そこを見据えながら、やる必要はもちろん、今までとは違うかなと思っています」。
おごることなく、自分と向き合い、“その先”を見据える偉才にファンは感動した模様。「自分の成績よりチーム連覇を口にするのは大谷選手らしいですね」「チームのことを真っ先に挙げるの大谷さんらしい!」「大谷さんが言ったことは全て現実になりそうだし、優勝したあと『これをあと9回やろう』って言ってたのも実現しそうでやばい」「全てを把握した中で今の自分にできる事を着実にこなしていく」「自分を俯瞰で見ているのかな」などと反応が寄せられた。(Full-Count編集部)